- アンテネアは、世界を航海しようと考えているぜいたくな旅人に向けてデザインされたフローティング・ポッドだ。
- 約50平方メートルのポッドは、太陽光発電を利用し、環境に配慮した内装が施されている。
- ポッドで利用された水は、浄化されてから海に戻される。
- 今ならフランスのブルターニュ沿岸に浮かぶポッドに、1泊336ドル(約3万5000円)で泊まることができる。購入希望であれば53万5000ドル(約5600万円)から。
今や多くの旅行者が自然とのふれあいや日常からの逃避を切望している。それをまさに提供してくれるのが、環境にやさしいフローティング・ポッド「アンテネア(Anthénea)」だ。
アンテネアは水に浮く移動式の住居で、贅沢なひとときを求める旅人のために開発された。建築家のジャン-ミッシェル・デュカンセルがデザインしたこれらのポッドは、このほどフランスのブルターニュ沿岸で、正式に旅人を迎え入れることになった。
未来的なポッドの姿を見てみよう。
アンテネアの広さは約50平方メートル。豪華でオフグリッド(送電網や水道に接続していない状態)に対応した旅人の隠れ家だ
未来的なデザインは、映画「007 私を愛したスパイ」にインスパイアされた
ホテルとして利用されることも想定している。そこでは水に浮かぶポッドがスパやレストラン、ナイトクラブなどになるだろう
この豪華なポッドの販売価格は53万5000ドルから。宿泊は1泊336ドルから
宿泊などについての詳細は、アンテネア社の公式サイトへ。
[原文:You could rent a 560-square-foot floating pod that can be sailed around the world]
(翻訳:仲田文子、編集:Toshihiko Inoue)