南アフリカの自然保護区に溶け込む、恐ろしく細いオフグリッドの家をのぞいてみた

家

© Frankie Pappas

南アフリカのヨハネスブルグに拠点を置く建築事務所フランキー・パパス(Frankie Pappas)は、南アフリカの自然保護区に"森に浮かぶオフグリッドの家"を作った。

The House of the Big Arch」と呼ばれるこの家の一部は、その幅わずか11フィート(約3.4メートル)しかない。

周りを取り囲む砂岩の崖や手付かずの森をそのままにしてほしいという所有者からの要望を受けてデザインされた。

驚くほど細い家を見ていこう。


ヨハネスブルグに拠点を置く建築事務所フランキー・パパスは、南アフリカの自然保護区に一見どこにあるか分からないような家を作った。

俯瞰

© Dook; © Visi

Source: The House of the Big Arch


この家は「The House of the Big Arch」と呼ばれている。

外観

© Frankie Pappas

Source: The House of the Big Arch


所有者の要望で、設計をする際には周囲の環境に十分配慮した。

外観

© Frankie Pappas

Source: The House of the Big Arch


プロジェクトに着手する前、フランキー・パパスはこの場所をレーザースキャナーで計測し、3Dの「デジタルの森」を作ってデザインの参考にした。

上空から見た家

© Frankie Pappas

Source: The House of the Big Arch


「この建物の型にはまらない膨らみや出っ張りは、木が建てるのを許してくれる場所に影響されました」とチームはそのプロジェクトの説明文に書いている。家を建てる過程で、木の伐採は一切していないという。

外観

© Dook; © Visi

Source: The House of the Big Arch


その結果、長くて独特な、恐ろしく細い建物が出来上がった。森に浮かんでいるかのようだ。

玄関

© Frankie Pappas

Source: The House of the Big Arch


玄関を入ると、建物の幅はわずか11フィート(約3.4メートル)しかない。

玄関

© Frankie Pappas

Source: The House of the Big Arch


メインとなる階には、日当たりの良いラウンジ、ダイニング、キッチンがある。

室内の様子

© Frankie Pappas

Source: The House of the Big Arch


デッキや小さなプールもある。

デッキ

© Frankie Pappas

Source: The House of the Big Arch


木造の橋が建物の別のエリアとを結んでいる。

橋

© Frankie Pappas

Source: The House of the Big Arch


1階には複数の中庭や書斎、図書室の他、小さなブランコもある。

緑

© Frankie Pappas

Source: The House of the Big Arch


下の階には、ワインや塩漬け肉を保存しておくセラーがある。

ワインセラー

© Frankie Pappas

Source: The House of the Big Arch


人里離れているため、この家はオフグリッド。雨水とソーラーパネルが頼りだ。

上空から見た家

© Frankie Pappas

Source: The House of the Big Arch


「この建物はここ以外、世界中のどこにも存在できません」と建築事務所は書いている。

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© Dook; © Visi

Source: The House of the Big Arch

[原文:This super skinny off-grid home was designed to disappear into the tree canopy of a South African nature reserve — take a look inside

(翻訳、編集:山口佳美)

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