【ココナラ社長・南章行5】生き方の指針になった先輩のひと言。「迷ったらかっこよく生きろ」

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撮影:竹井俊晴

ミライのために新しい仕組みやビジネスを立ち上げようと挑戦する「ミライノツクリテ」。個人が生きるチカラを獲得し、自分で人生を選択できるように、とスキルシェアができるココナラを起業した南章行(45)さんに「28歳だった頃の自分へ」、そして「今、28歳のあなたへ」贈る言葉を語ってもらった。


僕が28歳だった頃の自分へかけたい言葉。

それは「よくやった!」という賛辞です。

安定した給料をもらえていた銀行を辞めて、企業再生ファンドへの転職を決めた頃。社会に出て最初の大きな意思決定をして、自分の人生を大きく動かす経験をしたのが28歳の頃でした。

「思い切ってスパッと転職したんでしょう」と言われることが多いのですが、内実はそんなことはなく、うじうじと2カ月くらい悩んでいました。

会社からの評価も悪くなく、子どもも生まれたばかりで、世間一般の基準では「なんで辞めるの?」と不思議がられる決断だったと思います。

でも、僕の中では明らかに「このままここに居続けてはダメだ」という危機感があったし、家族が増えたことで「厳しくてももっと稼げる世界へ飛び込まないといけない」という責任も感じていました。

とはいえ、やっぱり未知の世界に飛び込むのは不安でした。

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