米国国防総省データ:対ISIS戦における米軍部隊の負傷事例が急増

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接近戦における戦闘法の訓練中、部屋を突撃するグリーン・ベレーたち(アメリカ陸軍特殊部隊)

3rd Special Forces Group

米国国防総省からの新しい公開データによると、イスラム国(ISIS)との戦闘で負傷したアメリカ兵の数が警戒すべき急増を見せている。

10月以降、少なくとも14もの部隊が「生来の決意作戦(Operation Inherent Resolve)」の戦闘活動中に負傷した。これは2014年8月にイラクとシリアでの対ISIS戦が始まった当初の数の倍近くにも上る。作戦開始以降、最低でも8名のアメリカ兵が戦闘中に死亡、その一方で23名が敵の攻撃以外の理由で亡くなった。

米国国防総省が内密に確認した死傷者数の急増は、米Military TimesのAndrew deGrandpre氏によって初めて報道された。

米国国防総省は部隊が負傷した経緯の詳細を公開していないが、小型銃、ロケット弾、追撃砲やその他の武器などが原因となる戦闘時の負傷事例の増加は、イラクの街モースルやシリア首都ラッカでの継続的な対ISIS攻撃と比例している。

米軍当局者は、前線で戦闘しているイラク兵やクルド人兵への「助言ならびに支援」が主な役割であるとして、この地域におけるアメリカ兵部隊の重要性をしばしば軽視してきた。

2014年6月にバグダッド空港を圧えるために米軍がおよそ300部隊を派遣して以来、部隊数は徐々にだが確実に上がり、現在イラク現地には5000以上もの部隊がいる。

作戦開始以来、戦闘中の負傷事例はアメリカ海兵隊の15件が最多である。陸軍、海軍、空軍の負傷事例はそれぞれ11件、3件、1件となっている。

[原文:Pentagon data shows a spike in the number of American troops wounded fighting ISIS

(翻訳:近松)

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