無駄にしない! メキシコ料理のチポトレ、残ったアボカドの種を使って染めたTシャツなどを販売

服、アボカド

残ったアボカドの種で……。

Courtesy of Chipotle, Shutterstock

  • メキシコ料理チェーンを展開するアメリカのチポトレ・メキシカン・グリルの新商品の中には、残ったアボカドの種を使って染めたアイテムが含まれている。
  • アボカドの種を使って染めたトップスやトートバッグは、オンラインで20~45ドル(約2100~4800円)で購入できる。
  • 他にも、サンダルやバッグ、オーガニックコットンで作ったデニムジャケットなど、アボカドの種とは無関係のアイテムも取り扱っている。
  • こうした商品の売り上げは、ファッションと農業をより持続可能なものにするべく取り組んでいる団体の支援にあてると、チポトレの担当者は話している。

チポトレ・メキシカン・グリルは8月4日(現地時間)、「チポトレ・グッズ(Chipotle Goods)」という"持続可能性"に注目した商品ラインを発表した。残ったアボカドの種を使って作られたTシャツやトートバッグ、スウェットなどを取り扱っている。

プレスリリースによると、チポトレのワカモレには大きさにもよるがアボカド約1個が使われていて(つまり種が1つ出る)、同社では年間3億個近いアボカドの種を処分していた。

こうした余り物を活用するために、同社はこのアップサイクリング・プログラムを始めたという。

ペンシルベニア州ギャップにある同社の染色のパートナー企業に最も近い4つの店舗が、植物由来の染め物を作るために店で余ったアボカドの種を使っていると、担当者はInsiderに語った。

プレスリリースによると、Tシャツ、トートバッグ、スウェットはそれぞれ、5つのアボカドの種を浸した水を使って独特な桃色に染められているという。

Tシャツ

アボカドの種を使って染められたチポトレ・グッズのTシャツ。

Courtesy of Chipotle

チポトレ・グッズでは他にも、オーガニックコットンで作ったデニムジャケット、子ども用のブランケット、靴下のセット、水筒など、アボカドの種とは無関係のアイテムも取り扱っている。アボカド柄のアイテムもある。

"アボカド染め"のアイテムは現在、チポトレ・グッズのウェブサイトで20~45ドルで販売されている。

廃棄物をアップサイクルし始めた飲食店はチポトレだけではない

フォードとマクドナルドは2019年12月、コーヒー豆のかすを自動車部品に変えために両社が提携すると発表した

2020年5月にはフォーブスが、食品廃棄物による経済的損失は世界全体で年間9400億ドル(約99兆円)にのぼるとした国連食糧農業機関(FAO)の研究を報じた。

いらなくなったものに新たなアイデアを加えることでその価値を高めるアップサイクリングの支持者は、同誌によると、食品を廃棄する過程で出る温室効果ガスを減らすだけでなく、新たな雇用と商品を生むと考えている。

チポトレが手掛ける"アボカド染め"のアイテムは、一般的に消費されない食材を活用した商品の1つの例だ。

[原文:Chipotle is turning its leftover avocado pits into clothing dye for a themed merchandise line

(翻訳、編集:山口佳美)

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