【速報】キッズライン社長、シッターわいせつ事件で初の公式謝罪


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KIDSLINEこうしきHPより

ベビーシッターのマッチングサービス、キッズラインの登録シッターが立て続けに2人、強制わいせつ容疑で逮捕された事件で、子どもが被害者となる事件の舞台となったプラットフォーム運営会社のキッズライン代表取締役で社長の経沢香保子氏は8月7日、「社長より一連のお詫びと、安全対策、今後について」と題する謝罪文を発表した。同社ホームページ上で「運営からのお知らせ」などを更新した。

最初の事件発覚の2019年11月以来、同社のトップである経沢氏が公式に謝罪をするのは初めてのこと。

キッズラインの一連の事件とその後の対応についてはBusiness Insider Japanはいち早く報じてきた。

1件目の事件発覚後も、拡大路線を取ってきたこと、事件について利用者に周知が徹底されない中で、2件目の事件が起きていたことは既報の通り。

ベビーシッターサービスの本質である、子どもの安全がプラットフォーム上で守られず、刑事事件に発展しているにもかかわらず、記者会見や声明発表など経営者からの発信がないこと、関係者の証言から明るみになるずさんなシッターの審査体制や評価制度など、いずれの経営責任について、一連の報道で問題視してきた。

初めてのキッズライン側からの公式な謝罪で、「累積依頼件数100万件」(公式HP)をうたい、子育て世帯の社会インフラとしての責任を負うプラットフォームが、どんな方向に向かうのか一層、注視される。

「社長より一連のお詫びと、安全対策、今後について」

経沢氏は冒頭で以下の通り謝罪。

今年4月6月と、弊社登録の男性シッター2名が強制わいせつ容疑で続けて逮捕されました。被害に遭われたお子様やご家庭の方々に深くお詫び申し上げます。

そしてこの事件を発端に、多くのご批判を受ける事態を招いてしまいました。

このような事態を招いたのは、何よりも、私、代表取締役として不徳の致すところであります。

そのあと「ご指摘が多かったことについての説明」として以下の項目について言及している。

  • 事案発生後の情報周知について
  • 男性サポーター活動の一時停止について
  • レビュー制度について

一連の事件に関する情報周知の遅れについては「代表である私からの発信が現在に至ったこと」とする項目で説明。事件の発覚から半年以上が過ぎても経営者として発信しなかった結果、「より不信を招く結果になった」と謝罪した。

私自身が創業以来、マスコミやソーシャルメディアで様々な発信をしてきたにも関わらず、今回自らの言葉で発信をしなかったことで、隠蔽体質ではないかと、より皆様の不信を招く結果になったと深く反省しております。誠に申し訳ございませんでした。(抜粋)

なぜ遅くなったかの理由について「自らの発信に対して、萎縮してしまった部分もあった」と説明した。

今回、様々な立場からのご意見がメディアを通して発信され、多くの方々に不安な思いをさせてしまうこととなりました。その状況で、私の主張や反論をソーシャルメディアで中途半端に発信することで、誤解や憶測が広がることは避けたいと、自らの発信に対して、萎縮してしまった部分もあったと思います。(抜粋)

この時期に公式見解を出したかについては、再発防止や安全管理の向上の取り組み、自ら被害家族に謝罪し、「お子様の気持ちを最優先に、会社としてできるケア窓口も設置したため」としている。

(文・滝川麻衣子)

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