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心理療法士がアドバイス…… 友人や家族のメンタルが心配になった時に尋ねるべき7つの質問

友人

Bhupi/Getty Images

それが最近落ち込んでいる様子の仲の良い友人であれ、大きな心配事を抱えていそうな家族であれ、メンタルヘルスは持ち出すのが難しい話題かもしれない。

だが、相手がメンタルヘルスの問題を抱えているのではないかと心配になったなら、それは無視すべきことではない。相手も自身の心の健康に対処したいけれど、どうしたらいいか分からないだけかもしれない。

いくつかの的確な質問は、相手に話す機会をもたらす(彼らが話したければ)。それはあなたが相手を大切に思っていること、辛い時にはそばにいるつもりであることを伝えることにもなる。

ただし、こうした質問をチェックリストのように次々と尋ねていくのはダメだ。メンタルヘルスの問題を抱えている人にとって、詮索されていると感じることほどイヤなことはない。

相手と会話を始めるために、質問を2、3つ選ぼう。相手が話したくなさそうなら、それで構わない。また別の機会にもう一度聞いてみるのもいいだろう。


1. 「最近どうしてる?」

「元気?」はよく使われる会話のとっかかりの1つで、「元気だよ」といった感じの良い答えが返ってきやすい。

だが、相手の様子を本当に知りたいなら、雑談は早めに切り上げて相手に尋ねよう。

「最近、ご両親に会いに行っていないみたいだね。大丈夫?」などと、自分が相手を見ていて気付いたことに触れるのもいいだろう。

「ずっと聞こうと思ってたんだけど…… おばあさまが亡くなってからどうしてる?」など、相手がした辛い経験に触れるのもいいだろう。

重要な質問を尋ねる時には、アイコンタクトをしっかり取ろう。そして、相手に答える時間を十分に与えよう。

2. 「何か話したいことはある?」

人はタフな話題、やや深い話を持ち出しても大丈夫だという確証を必要とする時もある。

この言葉をかけることで、相手が望めばこうした会話へ移行する助けになるだろう。

相手が何も話したがらないなら、詮索はしないこと。代わりに、相手が望めばいつでも話を聞く用意があることを伝えよう。

3. 「最近のストレスレベルはどう?」

ストレスといった外からかかる力の方が、情緒不安といった内面の問題より話しやすいこともある。

心の状態を尋ねるより、ストレスについて尋ねる方が相手に脅威を感じさせずに済むかもしれない。それでも似たような会話ができる可能性がある。

4. 「食べてる? 寝てる?」

自分の気持ちを他人とシェアするのが難しい人も、自分が痛みの中にいることを示す具体的な証拠ならシェアしやすいこともある。

睡眠と食欲は、メンタルヘルスの影響を受けやすい。「最近、何も食べたくない」とか「一度に20分以上眠れない」といったことの方が話しやすい人もいる。

こうした質問は、あなたが相手を気にかけていることを示し、相手にさらに関わるきっかけになるかもしれない。「そのことをお医者さんに相談してみようと思ったことはない?」といった質問をさらに続けることもできるだろう。相手の痛みを認めることで、共感を示そう。相手の気持ちが軽くなってほしいと思っていることを伝えよう。

5. 「誰かに話してみたいと思ったことはない?」

相手は専門家に相談すべきかどうか、態度を決めかねている可能性もある。中立的に尋ねることで、相手が一歩踏み出す後押しになるだろう。

専門家に相談することを考えたことがなかった場合も、尋ねられたことでそういう選択肢もあると相手が気付くきっかけになるかもしれない。

また、この質問をすることで、専門家に相談することを恥ずかしいとか気まずいなどと感じる必要はないと、相手に示すことにもなるだろう。相手が同意すれば、予約を取るのを手伝ったり、付き添いを買って出ることも可能だ。

6. 「わたしに何ができるかな?」

メンタルヘルスの問題を抱えていると、身の回りのことにうまく対処できなくなることもある。あなたの助けを必要としているかもしれない。その方法は、食料品を買ってきてあげるといった実用的なことかもしれないし、日々のビデオチャットといった定期的な心のサポートかもしれない。

ただ、相手が自分のためにあなたに何ができるかよく分かっていなくても、驚くことではない。自分がどんな手助けを必要としているのか、誰かがどうやって自分の助けになるのか、認識するのが難しいこともある。相手の役に立てそうなことがあれば、「食器、洗おうか?」などと具体的な提案をしてみよう。

7. 「いつまた連絡したらいい?」

「1日に何度か電話するから」と言って、相手の生活に無理やり押し入るのはダメだ。相手をうるさがらせても、話す気にさせることはできない。

ただ、相手にいつまた話を聞いてもいいか、尋ねることはできる。あなたがまた連絡したいと思っていることを伝えよう。相手が電話してもらいたいのが、また別の日でも数週間後でもそれは構わない。自分が言ったことを守ることで、自分の気持ちに偽りはないことを相手に示そう。

※エイミー・モーリン(Amy Morin)氏は、心理療法士で世界的なベストセラー『メンタルが強い人がやめた13の習慣』や『メンタルが強い親がやめた13の習慣』の著者。モーリン氏の著書は37か国語に翻訳されている。ノースイースタン大学の講師でもある。

[原文:7 questions you should ask someone if you're worried about their mental health

(翻訳、編集:山口佳美)

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