ジョー・バイデン前副大統領とカマラ・ハリス上院議員(2019年7月31日、ミシガン州デトロイト)。
Lucas Jackson/Reuters
- 2020年の米大統領選をめぐって、前副大統領のジョー・バイデン氏の支持者の多くは、バイデン氏が上院議員のカマラ・ハリス氏を自身の副大統領候補に選んだことに満足していることが、Insiderの最新の世論調査で分かった。
- 調査の結果、バイデン氏の支持者の約64%が同氏の副大統領候補としてハリス氏に満足しているという。
- ただ、まだ誰に投票するか決めていない有権者にとってはあまり影響がないようだ。
2020年の米大統領選をめぐって、前副大統領のジョー・バイデン氏の支持者の多くは、バイデン氏が上院議員のカマラ・ハリス氏を自身の副大統領候補に選んだことに満足していることが、Insiderの最新の世論調査で分かった。調査は8月11日、12日にオンラインで実施し、1106人から回答を得た。
調査では「ジョー・バイデンがカマラ・ハリス上院議員を自身の副大統領候補に選びました。この決断について、あなたはどう思いますか?」と尋ねた。
その結果、バイデン氏を支持するという有権者のうち約64%がバイデン氏の決断に満足していると答えた。このうち、「非常に満足している」と答えたのが46%、「ある程度、満足している」と答えたのが18%だった。
バイデン氏の支持者で、ハリス氏を選んだことに不満を示したのは14%だった。
一方、まだ誰に投票するか決めていない有権者にとって、今回の決断はあまり影響がないようだ。
こうした有権者 —— バイデン氏かトランプ大統領かで迷っている、もしくは第3の政党の候補者を支持すると答えた人々 —— のうち、バイデン氏がハリス氏を副大統領候補に選んだことに「非常に」または「ある程度」満足していると答えたのは25%だった。一方で約23%は、ハリス氏を選んだことに「ある程度」または「非常に」不満だと答えた。
全体では、有権者の約39%がバイデン氏の決断に満足し、約21%が不満だという。
(翻訳、編集:山口佳美)