クリスティアーノ・ロナウド(左)とリオネル・メッシ。
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- FCバルセロナはクリスティアーノ・ロナウドと契約する機会を与えられた。リオネル・メッシとコンビを結成することができるかもしれない。
- スペインのサッカー記者、ギジェム・バラゲによると、ユベントスが年俸3400万ドルとも言われるロナウドの年俸を節約しようとしているという。
- バラゲは、BBCラジオで、「(ロナウドの代理人の)ジョルジュ・メンデスは移籍するチームを見つけるよう指示されている」と語った。「彼はバルセロナを含め、あらゆるチームに打診しているはずだ」
- ロナウドとメッシは、それぞれ通算700ゴール以上を記録しているサッカー史上最高のストライカーだ。
クリスティアーノ・ロナウド(Cristiano Ronaldo)がついにリオネル・メッシ(Lionel Messi)とコンビを組むかもしれない。
スペインのサッカー記者、ギジェム・バラゲ(Guillem Balague)によると、ユベントスがロナウドの給料を払いたくないと考えているため、FCバルセロナはポルトガル人フォワードと契約するチャンスを得られたという。
ロナウドは、ユベントスから一説には年間3400万ドル(約36億円)の報酬を受け取っていると言われている。これは、メッシやネイマールなどに並ぶ、ヨーロッパでトップクラスの高い給料だ。
バラゲ記者は、フランスのチャンピオン、パリ・サンジェルマン(PSG)にもオファーが出されていると付け加えた。
「PSGが彼を獲得することを考えていたわけではなく、ジョルジュ・メンデス(Jorge Mendes)がロナウドの移籍するチームを見つけるように指示されたからだ」とバラゲはBBCラジオ 5ライブで語った。 ジョルジュ・メンデスはロナウドの代理人だ。
「この半年間、ロナウドはレアル・マドリーと交渉していたが、彼は復帰しなかった。それでもユベントスは彼の給料を払いたくないので、アメリカのMLSのチームも移籍候補に上がっていたようだ。それほど切実なのだ。もちろん、バルセロナを含めて、あらゆるところにオファーを出している」
35歳になったロナウドは、今でもヨーロッパ・サッカー界で最もゴールを量産するフォワードの一人だ。昨シーズンはユベントスでは46試合に出場して37ゴールを挙げ、マウリツィオ・サッリ(Maurizio Sarri)監督のチームを9年連続のセリエA優勝に導き、クラブと国のために上げたゴールの総数は755点に達している。
FCバルセロナのメッシもまた、ヨーロッパのトップゴールゲッターであり、昨年はバルセロナで31ゴールを記録し、通算ゴール数は731ゴールだ。
もしこの2人が同じチームで戦えば、サッカー史上最高の攻撃力を生み出すことは間違いない。しかし、バラゲはそれが実現するとは思っていない。
「ユベントスが簡単に彼を放出できるどうかは分からない」と彼は述べた。
「今、彼がレアル・マドリー時代と同等の給料を得ているとしたら、次に獲得するチームは同じだけの給料を払うことができるだろうか」
クリスティアーノ・ロナウドのユベントスの契約は2022年6月までだ。
(翻訳、編集:Toshihiko Inoue)