大戸屋HD狙うコロワイド、敵対的買収で45.8%のプレミアム。買付け価格「3081円」はどう算出されたのか?

会計とファイナンスで読むニュース

編集部撮影

外食業界第4位のコロワイドが大戸屋ホールディングス(以下、大戸屋HD)に対して仕掛けている敵対的買収。この連載では前2回にわたり、なぜ大戸屋HDの経営権をめぐって両社の間に騒動が勃発したのかを整理してきました。

株式公開買付け(TOB)でコロワイドが提示した買付け価格は3081円。直近10年間における最高値です。市場価値よりも約70億円(時価総額ベース)も高い買い物をしようとしているコロワイドの目論見とはいったい——。

将来キャッシュフローを割り引くということ

前回見てきたように、コロワイドは大戸屋ホールディングス(以下、大戸屋HD)に対し、「公開買付け(TOB:Take Over Bid)」と呼ばれる方法で敵対的買収を試みています。コロワイドが提示したTOBの条件をおさらいしておきましょう。

図表1

(出所)2020年7月9日付「株式会社大戸屋ホールディングス株式(証券コード : 2705)に対する公開買付けの開始に関するお知らせ」をもとに筆者作成。

これも前回見てきたとおり、買付け価格の3081円という金額は直近10年間で最高値。公開買付け発表前の大戸屋の株価(2113円)と比較すると、実に45.8%ものプレミアムが乗っている計算になります。ずいぶん高い買い物に見えますが、コロワイドはこの金額をどう正当化しているのでしょうか?

この記事はBI PRIMEメンバー限定の有料記事です。
BI PRIMEメンバーになると続きをお読みいただけます。

メンバー登録

メンバーの方はこちら

ログイン
  • Twitter
  • Facebook
  • LINE
  • LinkedIn
  • クリップボードにコピー
  • ×
  • …

あわせて読みたい

新着記事

BUSINESS INSIDER JAPAN PRESS RELEASE - 取材の依頼などはこちらから送付して下さい

広告のお問い合わせ・媒体資料のお申し込み