マーク・キューバン氏。
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ビリオネアの投資家で、NBAダラス・マーベリックスのオーナーでもあるマーク・キューバン氏が所有するマーク・キューバン・カンパニーズ(Mark Cuban Companies)では、多様性に富んだスタートアップへの投資を支援する従業員を募集している。
キューバン氏は8月24日(現地時間)、同社の投資チームの求人情報をシェアした。
投稿によると、マーク・キューバン・カンパニーズでは「少数派の創業者が率いる新たな投資機会を評価する中で、我々のデュー・デリジェンスのプロセスを支えてくれる多様なバックグラウンドを持つ人々を採用している」という。
求人情報によると、同社は「公立大学、短大、または歴史的黒人大学(HBCU)」を卒業した人物のみをその対象にするという。
キューバン氏は、職場におけるダイバーシティとインクルージョンの重要性を強調するリーダーの1人だ。
アメリカでは、警官による黒人ジョージ・フロイドさんの暴行死をきっかけに、企業のトップに対して、人種間の不平等により断固とした姿勢を取るよう求める声が高まっている。
これを受け、多くの組織が"ダイバーシティ、公正、インクルージョン(DEI)"に関する新たなイニシアチブやプログラムを発表し、DEI関連のポジションの採用も増えている。
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(翻訳、編集:山口佳美)