- カナダ、オンタリオ州にあるB&B(朝食つき宿泊施設)、The Edwardでは、「スカイワード・キャビンでネイチャー・エスケープ」という体験プランを提供している。
- 7.4平方メートルのキャビンはガラスと木でできており、中にいても周辺の森との一体感を感じられ、夜には星空を眺められる。
- キャビンでの滞在は48時間で、ゲストには朝食の他、寝室や浴室のアメニティグッズ、さらにはボードゲームや双眼鏡といったエンターテインメント用グッズも提供される。
- 2020年内はすでに予約で埋まっているが、2021年の予約リストにはここから申し込みができる。
The Edwardは、カナダのオンタリオ州にある
カナダのオンタリオ州プリンスエドワード郡、約30ヘクタールの森の中に佇むThe Edwardには、住宅タイプとロフトタイプの部屋がある。公式サイトによると、日常の喧騒から逃れ、静かなひとときを過ごす場として設計されたという。
各個室は個別のゲストに貸し出せるようになっているが、新型コロナウイルスの影響で、2020年の宿泊については宿泊棟全体を借りる必要がある。
The Edwardでは、「スカイワード・キャビンでネイチャー・エスケープ」という体験も提供している
スカイワード・キャビンとは、敷地内にある広さ約7.4平方メートルの小さな小屋のこと。
The Edwardの共同所有者であるパイアム・シャルシアン(Payam Shalchian)が設計・建設を行った。ここに掲載した写真の撮影はブルック・ステファンソン(Brooke Stephenson)。
スカイワード・キャビンの中からは、常に周辺の景色を楽しむことができる
オープンなデザインが、このキャビンのコンセプトとなっている。壁には木の柱で固定されたガラスがはめ込まれ、周辺の森をいつでも眺められる。
屋根までもがガラスでできており、夜、眠る前に星を眺めることもできる
キャビンは森の奥深くに位置するので、ゲストは誰かとバッタリ会ってしまう心配をする必要がない。
キャビンには、滞在中に必要なベッドやアメニティが備え付けられている
キャビンにあるベッドは、クイーンサイズベッドかツインベッド。清潔なシーツ、寝袋2つ、毛布も提供される。
ゲストに最高のひとときを過ごしてもらうために、焚火台とグリル、薪ストーブ、ボードゲーム、双眼鏡が利用できるようになっている。
キャビンの近くには、プライバシーに配慮されたバスルームがある
バスルームには、シャワーとコンポストトイレがある。公式サイトによると、トイレットペーパー、タオル、石鹸が提供される。
このスカイワード・キャビンで滞在できるは、2泊のみ
滞在中は朝食として卵料理、手作りパン、コーヒー、紅茶などが提供される。昼食と夕食は提供されないが、ゲスト自身がストーブやグリル、焚き火台を使って料理をすることができる。あるいは近くのレストランに繰り出してもいいだろう。
予約は平日、週末のいずれでも可能
週末は金曜から日曜、平日は火曜から木曜の滞在となる。利用できるのは大人だけ。建築デザインの情報サイトDwellによると、宿泊料金は、週末が499ドル、平日は399ドルとなっている。
執筆時点で、2020年の予約はすでにいっぱいとなっているが、泊まってみたい人はこちらから2021年の予約リストへの申し込みができる。
(翻訳:仲田文子、編集:Toshihiko Inoue)