ピーター・ティール創業のパランティア上場目前。巨額の利益を得る12人を公開…意外な日本企業の名も

ピーター・ティールとアレックス・カープ

Alex Wong, Drew Angerer/Getty Images

  • 謎多きビッグデータ会社パランティア(Palantir)は、上場に向けて目論見書を開示した。
  • これまで私募による複数回の資金調達において、パランティアの評価額は200億ドルに達した。同社の上場はシリコンバレー史上最大規模となる見込み。
  • 同社の上場申告書S1では、主要な株主名が明らかにされている。上場後の株価は未知だが、過去1月から4月にかけてプライベートで取引された平均株価をもとに、主要株主の株式価値を試算してみた。中には意外な日本企業も名を連ねている。

企業、政府、治安機関、諜報機関にテクノロジーを提供する謎のビッグデータ会社パランティア(Palantir)は2020年8月27日、ダイレクトリスティング(直接上場。投資銀行による引受を介さず、既存株主が株式を直接売り出す方式)による上場に向けて投資家向け目論見書を開示した。

パランティアの上場はシリコンバレーでも注目を集めている。その理由は、2004年に創業して以来多くの謎に包まれているからだ。同社は企業、政府、さらには諜報機関向けのビッグデータ・プロジェクトを手掛けているが、長年にわたって上場(とそれに伴う公の監視)を拒んできた。

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