トヨタも導入の「リファラル採用」。意外に多い失敗例…「うちで働かない?」と誘われたら注意すべき4つのポイント

森本千賀子

撮影:鈴木愛子

Business Insider Japan読者にも多い「30代」は、その後のキャリアを決定づける大切な時期。幸せなキャリアを歩むためには、転職にまつわる古い“常識”にとらわれず、刻々と変化する転職市場のトレンドをアップデートすることが大切です。

この連載では、3万人超の転職希望者と接点を持ってきた“カリスマ転職エージェント”森本千賀子さんに、ぜひ知っておきたいポイントを教えていただきます。

求人サイト、転職エージェント、SNS……転職活動の手法はいろいろありますが、最近、新たな転職ルートとして広がっているのが「リファラル採用」です。

リファラル採用とは、従業員が友人・知人を会社に推薦し、選考を経て採用に至るもの。古くからある「縁故採用」の一種と言えますが、最近はこのリファラル採用自体を「仕組み化」して全社ミッションにするなど、注力する企業が増えてきました。

誰もが「うちの会社に入らない?」と声をかけられる可能性が広がってきていると言えます。そこで今回は、リファラル採用のトレンド、そして友人・知人から誘われて転職を考える場合の注意点をお伝えします。

ベンチャー中心だったリファラル採用。大手でも導入の動き

リファラル採用

知り合いの紹介をきっかけにした「リファラル採用」。カルチャーフィットの確率が高まり、採用コストを抑えられるなどのメリットからベンチャー企業の間にはすでに浸透しているが……。

imtmphoto/Shutterstock

アメリカの人材マーケットでは、以前から一定の割合を占めていたリファラル採用。当然、グーグルなど高度な人材を求めるグローバル企業でもリファラル採用は行われてきました。

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