アマゾン初の食品スーパー「Amazon Fresh」。
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- アマゾンはアメリカのカリフォルニア州に食品スーパー「Amazon Fresh(アマゾン・フレッシュ)」の1号店をオープンした。
- Amazon Freshでは、コカ・コーラやクラフト(Kraft)のマカロニ・アンド・チーズといった有名ブランドの商品の他、ホールフーズ(Whole Foods)のプライベートブランド商品も販売される。
- 買い物客はレジを通ることなく会計を済ませることが可能で、プライム会員なら無料で商品の受け取りや当日配達のサービスが利用できる。
アマゾンはカリフォルニア州ウッドランドヒルズに食品スーパー「Amazon Fresh」の1号店をオープンした。
しばらくの間、店に入れるのは招待された顧客に限られるが、その後、誰でも利用できるようになる。
Amazon Fresh 1号店の中をのぞいてみよう。
アマゾンによると、Amazon Freshでは誰もが知っているようなブランドの商品に加え、ホールフーズのプライベートブランド「365 by Whole Foods Market」の商品を低価格で提供するという。
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他にも、パンや注文が入ってから作るピザ、ロティサリーチキン、ホットサンドイッチなど、店内で製造した惣菜類も販売する。
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買い物客は、アマゾンの新たなショッピングカート「Dash Cart(ダッシュカート)」を使えば、レジに並ぶ必要はない。
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「顧客はただ、自分の買い物袋をカートに乗せ、アマゾンのアプリに表示されるQRコードを使ってサインインし、買い物をして、Dash Cartの専用レーンから出るだけで支払いは自動的に終わる」とアマゾンはブログ投稿で述べた。
「カートはコンピュータ・ビジョンのアルゴリズムとセンサフュージョンの技術を組み合わせて、カートの中の商品を識別する」という。
従業員と買い物客は全員、マスクなど顔を覆うものの着用が義務付けられ、必要な人には店側がマスクを提供する。
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店側は毎日、全従業員の体温チェックを行い、店内の客の数は最大50%に制限して営業する。
店内のカウンターでは、注文した商品の受け取りや「Amazon.com」で購入した商品の返品も可能。
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買い物客は、オンラインで注文した食料品をこのカウンターで受け取ることもできるし、指定された駐車スペースまで商品を運んでもらうこともできる。
プライム会員なら無料で商品の受け取りや当日配達のサービスも利用できる。
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(翻訳:仲田文子、編集:山口佳美)