悪魔崇拝の儀式か…フランスで馬やポニーを傷つける事件が続発

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フランス全土の馬の所有者に警戒が呼びかけられている。

John Milner/SOPA Images/LightRocket via Getty Images

  • フランス全土で馬の体の一部が切除され殺される事件が10数件発生しており、フランス警察が犯人を捜している。
  • 犯行は数週間にわたって続いており、馬の眼や耳を切除したり、生殖器を傷つけたりすることが多い。
  • 犯行現場で小さな木製の「呪いの人形」を見つけたフランス警察は、この犯行が悪魔崇拝儀式か、もしくは動画配信を目的とする野蛮なインターネット・チャレンジとして行われた可能性も考慮している。

フランス警察は、フランス国内で多発する馬の切断事件の犯人を探している。当局は動機を悪魔崇拝の儀式、あるいはオンライン・チャレンジではないかとも考えている。

犯行はここ数週間続いている。犯人はフランス国内の複数の地域で、少なくとも19頭の馬とポニーを殺害し、体の一部を切断している。被害にあった馬やポニーのほとんどは、耳や目を切除されるか、生殖器に重大な損傷を受けている。

捨てられたり、保護された100頭以上の動物を飼育しているブルゴーニュ地方の牧場では、牧場主が犯人たちと鉢合わせしたこともある。

牧場主のニコラ・ドゥマジャン(Nicolas Demajean)さんはその夜、2匹の豚の甲高い鳴き声に目を覚まし、敷地内に侵入した2人の男を発見したという。彼は侵入者の一人に杖で立ち向かったが、左前腕をナイフで切りつけられたという。

Guardianによると「その時は怖いとは思わなかった、動物たちが心配だという気持ちだけだ。しかし今は、とても不安だ」とドゥマジャンさんは語っている。

「飼い犬をけしかけたが犯人たちは逃げてしまった。その後、2頭のポニーと1頭の馬が被害にあっているのを見つけた」

「理由は分からないが、犯人が(馬たちを)殺しに来たことは確実だ。見たところ、何かの儀式のようだった。ここはとても静かな村だ。こんなことが起こるなんて想像もしていなかった」とドゥマジャンさんは付け加えた。

またドゥマジャンさんは、犯人たちが「理解できない言語で喋って」いて、東ヨーロッパの訛りがあったようだとも話している。

犯行現場で小さな木製の「呪いの人形」を発見したフランス警察は「容疑者の捜索が今は最優先だ」と話したと、Telegraphは報じている。

Guadianによると、警察の広報担当者は「今回の犯行の背後に何があるのかはわからない。悪魔崇拝の儀式なのか、不気味なトロフィー・ハンティングか、ネット動画配信が目的なのか、我々にもまだわからない。とても恐ろしい行為だ」と話した。その後、フランス警察は犯人の似顔絵を公開している。

警察の広報担当者によると、2014年と2016年にもフランス、ベルギー、ドイツで類似の犯行が発生しているという。

フランスのジュリアン・ドノルマンディー(Julien Denormandie)農相は28日、犯行の標的となったフランス中央の乗馬学校を訪問した。Telegraphによると「必ず解決する」と農相は約束したという。

[原文:Dozens of horses in France are being mutilated and killed. Police theories include a satanic ritual or a macabre internet challenge.

(翻訳:忍足亜輝、編集:Toshihiko Inoue)

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