【音声付・入山章栄】「アップル・グーグル対フォートナイト」の戦いはポーターの戦略論で説明がつく

経営理論でイシューを語ろう

撮影:今村拓馬、イラスト:Singleline/Shutterstock

企業やビジネスパーソンが抱える課題の論点を、早稲田大学ビジネススクールの入山章栄先生が経営理論を思考の軸にして整理する。不確実性高まる今の時代、「正解がない」中でも意思決定するための拠りどころとなる「思考の軸」を、あなたも一緒に磨いてみませんか?

参考図書は入山先生のベストセラー『世界標準の経営理論』。ただしこの本を手にしなくても、この連載は気軽に読めるようになっています。

今回は、Epic Games社が提供する世界的人気ゲーム「フォートナイト」がアップルの「App Store」とグーグルの「Google Play」から削除された一件を取り上げます。プラットフォーマーであるアップルやグーグルと、コンテンツ提供者のEpic Games。両者の戦いを経営学的に読み解くと——。

【音声版の試聴はこちら】(再生時間:10分21秒)※クリックすると音声が流れます

人気ゲーム「フォートナイト」はアップルを倒せるか

こんにちは、入山章栄です。

前回まで4回にわたってオンライン読書会の模様をお届けしました。おかげさまでさまざまな職業や立場の方にご参加いただけて、大成功だったと思います。

経営理論とは、いわば究極の抽象化です。抽象化するからこそ、さまざまな業界で「ああ、あるある」「なるほど、自分のやっていることはこんなふうに説明できるのか」というように、自分の仕事に当てはめることができる。

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