イングランド、プラスチック製のレジ袋の料金を1枚7円から14円に値上げへ

レジ袋

Cate Gillon/Getty Images

  • イングランドでは、2021年4月から全ての小売店でプラスチック製のレジ袋1枚につき10ペンス(約14円)を客から徴収しなければならなくなる。現在は5ペンスだ。
  • これまで従業員数250人以下の小売業者は徴収を免除されてきたが、それも終わる。
  • 2015年に政府がレジ袋の有料化を導入して以来、イギリスの海岸で見つかるレジ袋の数は60%以上減っている。

イングランドでは、2021年4月からプラスチック製のレジ袋の料金が現在の倍の10ペンスに値上がりする。店の規模に関係なく、例外はなしだ。

2015年10月以降、従業員250人以上のイングランドの小売業者は、レジ袋1枚につき5ペンスを客から徴収しなければならなかった。

イギリスの環境・食糧・農村地域省(DEFRA)は、2021年4月以降は全ての小売業者に新料金が適用されるとしている。

これでイングランドも、全ての小売業者がレジ袋の料金を徴収しなければならないスコットランドやウェールズ、北アイルランドと同じになる。ただ、イギリスの他の地域と異なり、イングランドの小売業者は紙袋の料金は徴収しておらず、2021年4月以降もそれは変わらない。

DEFRAによると、2015年に政府がレジ袋の有料化を導入して以来、イギリスの大手スーパー7社でのレジ袋の使用は95%減ったという。平均的な買い物客がこうしたスーパーで購入するプラスチック製のレジ袋の枚数は、年間わずか4枚だ。2014年の140枚から大幅に減っている。

有料化が導入されて以来、イギリスの海岸で見つかるプラスチック製のレジ袋の数は60%以上減ったと、イギリスの海洋保護協会(Marine Conservation Society)のローラ・フォスター(Laura Foster)博士は指摘している

レジ袋の有料化で集まったお金は、小売業者の選んだ慈善団体に寄付される。2020年7月までに、その総額は1億7800万ポンドに達した。ジョージ・ユースティス環境相は、有料化はこれまでのところ「大成功」だとして、他の国にもこのスキームを真似てもらいたいとしている。

1枚10ペンスの新料金は、無用なプラスチックごみを削減するための政府の25年計画の一環だ。2020年から、政府はプラスチック製のストロー、マドラー、綿棒を禁止し、2022年4月からは再生材料が30%以上含まれていないプラスチック包装に課税する計画だ。こうした類の税金は世界初だ。

[原文:England's plastic shopping bag charge will double to 10p, and small retailers are no longer exempt

(翻訳、編集:山口佳美)

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