ポルシェ、アウディから400人の従業員を借りる —— 電気自動車「タイカン」が人気になり過ぎて

ポルシェ・タイカン

Marijan Murat/picture alliance via Getty Images

  • 完全電気自動車 「タイカン(Taycan)」への高い需要を受け、 ポルシェは生産を維持するためにアウディから400人の従業員を少なくとも2年間借りるという。ドイツの業界誌『アウトモビルウォッヘ(Automobilwoche)』が報じた
  • アメリカではすでにタイカンの納品が始まっていて、その価格は10万3800ドル(約1100万円)~。
  • テスラのCEOイーロン・マスク氏が先駆けとなった、成長中の高級電気自動車部門で競っている。

テスラと競合する完全電気自動車 「タイカン」への高い需要を満たすべく、 ポルシェは親会社アウディから400人の従業員を少なくとも2年間借りるという。ドイツの業界誌『アウトモビルウォッヘ』が報じた

同誌の取材に、アウディの広報担当者はこれを認めた。

2018年にポルシェがタイカンの注文を受け始めてすぐ、予想を上回る需要を受けて、同社はタイカンの1年目の生産目標を2万台から4万台に引き上げたと、CNBCが2019年に報じていた。アメリカでは2020年から納品が始まっている。

強い需要は、成長中の高級完全電気自動車部門にとって良いサインだ。そして「ロードスター」や「モデルS」でハイエンドな電気自動車部門の先駆けとなってきたイーロン・マスク氏のテスラにとっては挑戦をもたらす。伝統的なメーカーが新規参入することで、電気自動車を探している気前の良い客がテスラから他に流れる可能性もある。

ただ、現時点でゲームを支配しているのはマスク氏だ。テスラはアメリカで最も売れている電気自動車メーカーで、2020年に入ってこれまでのところ、トップ5のうち4台を生産している。しかし、タイカン —— まもなくローズゴールド色も10万ドル強~販売される —— の他にも、ジャガーの「I-PACE」やボルボの「ポールスター(Polestar)」、アウディの「e-tron」、ルシード・モータース(Lucid Motors)の「Lucid Air」といった電気自動車がハイパフォーマンスな高級電気自動車市場でテスラと戦おうとしている。

[原文:Porsche is selling so many all-electric Taycans, it's borrowing hundreds of Audi workers to ramp up production

(翻訳、編集:山口佳美)

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