「私は何のために働くのか」。迷ったら自分自身の“原点のストーリー”に立ち返ろう

森本千賀子

撮影:鈴木愛子

Business Insider Japan読者にも多い「30代」は、その後のキャリアを決定づける大切な時期。幸せなキャリアを歩むためには、転職にまつわる古い“常識”にとらわれず、刻々と変化する転職市場のトレンドをアップデートすることが大切です。

この連載では、3万人超の転職希望者と接点を持ってきた“カリスマ転職エージェント”森本千賀子さんに、ぜひ知っておきたいポイントを教えていただきます。

コロナ禍の長期化が確実となった今、多くの人が仕事への向き合い方に迷い、心が揺らいでいるようです。

観光関連業界は壊滅状態、外食業界は来店客が激減と、かつてない苦境に立たされています。

一部、コロナで特需が生まれた業種もあるものの、多くの業種で、業績悪化を見越しての解雇・契約解除・早期退職募集などが始まっています。

一方、コロナ感染患者を受け入れている医療機関で激務に従事している医療スタッフが、病院の収益減によりボーナス減という、何ともやるせないニュースも耳にします。

そして、長期間のステイホーム中に家族と向き合ったのを機に、「ライフスタイルやキャリアを見つめ直した」という声も多く聞こえてきます。

また、リモートワークを経験したことで、「自分に合うワークスタイル」を模索し始めた人も……。

考える女性

コロナでライフスタイルが大きく変わった。あなたも「何のために働くのだろう」と、ふと立ち止まって考える瞬間はありませんか?

Chatchai.wa/Shutterstock

置かれている立場・状況はさまざまながら、この時期、「何のために働くのか」「何のために頑張るのか」と、今やっていることに迷いが生じることもあるかもしれませんね。

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