- 毎年恒例の「Comedy Wildlife Photography Awards」は、野生の動物たちの愉快な写真コンテストだ。
- 2020年のコンテストのファイナリストが発表された。
- ライオン、カバ、サル、カメなどがユーモラスなポーズをとり、人間のような表情で写っている。
毎年恒例の「Comedy Wildlife Photography Awards」は、野生の動物の最も楽しい姿を決める写真コンテストだ。世界中から集まった鋭い目を持つ写真家たちが、動物たちが人間のような喜びやジレンマを経験しているように見える瞬間をとらえている。
創設者のトム・スーラム(Tom Sullam)とポール・ジョインソン・ヒックス(Paul Joynson-Hicks)は、野生動物保護の意識を高めるためにこのコンテストを始めた。彼らは、これらの写真が人々に笑顔をもたらすだけでなく、責任ある買い物をしたり、水の使用に気をつけたり、環境問題について発言したりするように人々を励ましてくれることを願っているという。
今年のコンテストの最終選考に残った42作品を紹介しよう。
笑う地中海ブダイ
撮影場所:カナリア諸島のエル・イエロ島(スペイン)
岩から顔を出すドワーフマングース
撮影場所:ボゴリア湖付近(ケニア)
キツネとその獲物
撮影場所:イスラエル
うわさ話をするライオン
撮影場所:アフリカ・カラハリ砂漠
乱入するキリン
撮影場所:エトーシャ国立公園(ナミビア)
アライグマの目覚め
撮影場所:バージニア州ニューポート・ニューズ(アメリカ)
落伍したジェンツーペンギン
撮影場所:フォークランド諸島(イギリス領)
アジサシの演奏
撮影場所:フロリダ州(アメリカ)
あいさつするヒグマ
撮影場所:アラスカ州(アメリカ)
ヒグマのかくれんぼ
撮影場所:クフモ(フィンランド)
何かを見つけて笑うキタリス
撮影場所:エスペロ(オランダ)
奇抜なヘアスタイルのアカクロサギ
撮影場所:フロリダ州のフォート・デソト公園(アメリカ)
嘆くホッキョクグマ
撮影場所:スピッツベルゲン島(ノルウェー)
同じポーズをとるアジアゾウの母子
撮影場所:ジム・コルベット国立公園(インド)
「いないいないばあ」をするベンガルトラ
撮影場所:ランザンボア国立公園(インド)
木の上でくつろぐアライグマ
撮影場所:オハイオ州ジャクソン(アメリカ)
ハイイログマのメカニック
撮影場所:ワイオミング州のグランドティトン国立公園(アメリカ)
バカウケしているアザラシ
撮影場所:ケイスネス(スコットランド)
食いしん坊なニシツノメドリ
撮影場所:スコットランド
花を摘むゾウの親子
撮影場所:カジランガ国立公園(インド)
見得を切るサル
撮影場所:バリ島のウルワツ寺院(インドネシア)
母親に話しかける赤ちゃんカバ
撮影場所:マサイマラ国立保護区(ケニア)
マウンテンゴリラの退屈
撮影場所:ムガヒンガ・ゴリラ国立公園(ウガンダ)
危ないポーズのカメ
撮影場所:クイーンズランド州レディー・エリオット島(オーストラリア)
背中を掻くチャクマヒヒ
撮影場所:チョベ川(ボツワナ)
仲睦まじいビロードカワウソの親子
撮影場所:シンガポール
いたずら好きなブタオザル
撮影場所:ボルネオ島のキナバタンガン川(マレーシア)
チョウゲンボウ「お静かに」
撮影場所:カリフォルニア州ハンティントン・ビーチ(アメリカ)
飛び立つ練習をするワシミミズクのヒナ
撮影場所:ジャウフ州サカカ(サウジアラビア)
鬼ごっこをするライオンの子ども
撮影場所:ワンゲ国立公園(ジンバブエ)
ペンギンのかくれんぼ
撮影場所:ケープタウンのボウルダーズ・ビーチ(南アフリカ)
インコ「社会的距離を取ってください」
撮影場所:カウダラ国立公園(スリランカ)
凱歌をあげるニホンザル
撮影場所:地獄谷野猿公苑(長野県)
オペラ歌手のようなリス
撮影場所:ハンガリー
反抗するカワセミ
撮影場所:カークーブリ(イギリス)
アシカの日光浴
撮影場所:ガラパゴス諸島(エクアドル)
世代を超えて遊ぶオナガザル
撮影場所:カビーニ(インド)
すっころんだアフリカゾウ
撮影場所:ナミビア
かくれんぼするイトトンボ
撮影場所:デボン(イギリス)
呪文を唱えているようなペリカン
撮影場所:フロリダ州フォート・マイヤーズ・ビーチ(アメリカ)
戯れるヒグマ
撮影場所:カムチャツカのクリル湖(ロシア)
爆走するオナガザル
撮影場所:ハンピ(インド)
[原文:42 hilarious finalists in this year's Comedy Wildlife Photography Awards]
(翻訳、編集:Toshihiko Inoue)