ゴールデンゲートブリッジを同じ場所から別の日にとらえた写真。左は2020年3月21日、右は山火事の煙に包まれた2020年9月10日に撮影された。
Stephen Lam/Reuters
- 9月9日、サンフランシスコでは、山火事の煙が太陽を遮り、空が不気味なオレンジ色に変わった。
- カリフォルニア州は現在、記録史上最も壊滅的な山火事と戦っている。
- 9月10日、ロイターのカメラマンであるスティーブン・ラム(Stephen Lam)は、3月の晴れた日にサンフランシスコの観光地など5カ所を撮影していたが、今回の山火事を受けて再び撮影することにした。
- これらのビフォー・アフターの写真を見ると、山火事の煙によって、世界の破滅を描いた映画に出てくるような街に変わってしまったことが分かる。
ビフォー:朝日がザッカーバーグ・サンフランシスコ総合病院を照らし始めている。背後にはベイブリッジの姿も
2020年3月21日撮影。
Stephen Lam/Reuters
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アフター:山火事の煙にすっかり覆われてしまった
2020年9月10日撮影。
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ビフォー:バーナル・ハイツ・パークの夜明け。散歩する人の姿も見える
2020年3月21日撮影。
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アフター:遠くに見えていた家々は、山火事の煙でまったく見えない
2020年9月10日撮影。
Stephen Lam/Reuters
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ビフォー:ゴールデン・ゲート・ブリッジの赤が鮮やか。公園のウェルカムセンター前で
2020年3月21日撮影。
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アフター:陰鬱な雰囲気の中、さび色のウェルカムセンターの背後に、ゴールデン・ゲート・ブリッジが蜃気楼のように浮かび上がる
2020年9月10日撮影。
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ビフォー:ピア41からサンフランシスコ湾をはさんで向う側のアルカトラズ島を眺める人々
2020年3月17日撮影。
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アフター:アルカトラズ島やその他の島々も、ほとんど見えなくなった
2020年9月10日撮影。
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ビフォー:プレシディオのクリッシー・フィールドでは、小道を散策する人が多く見られた
2020年3月21日撮影。
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アフター:ビーチ、草原、水際の境界線が、煙でかすみ、小道を歩く人もほとんどいなくなった
2020年9月10日撮影。
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(翻訳:仲田文子、編集:Toshihiko Inoue)