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米メジャーリーグが「VMwareではなくグーグルクラウド」を選んだ理由。野球ファンは3秒もデータを待てない

MLB スコアボード

米メジャーリーグベースボール(MLB)の試合では、世界中のたくさんの野球ファンたちが画面の前でリアルタイムのデータ配信を待ちわびている。

Carmen Mandato/Getty Images

  • 米メジャーリーグ(MLB)は、今シーズンからグーグルクラウドのマルチクラウド管理プラットフォーム「Anthos(アントス)」を導入し、グーグルクラウドと各球場にあるオンプレミスのデータセンターの両方でデータを蓄積している。
  • Anthosを利用することで、MLB側は試合のデータを処理し、リアルタイムで放送局やスコアボードに配信している。
  • MLB側はレイテンシの理由から、球場にあるデータセンターでコンピューティングを行わなければいけないケースがあり、それを実現する手段としてAnthosを選んだという。

今季のMLBは新型コロナウイルスの影響で7月23日に遅れて開幕、試合数を60試合に短縮して行われている。

開幕初日から、MLBはグーグルクラウドのマルチクラウド管理プラットフォーム「Anthos」上でアプリケーションを実行している。Anthosを使えば、グーグルクラウドにも、自前のデータセンターにも、必要なら他のクラウドにも、データを蓄積できる。

Anthosの導入により、MLBはグーグルクラウド上でも、球場にあるデータセンターでも、環境にしばられずアプリケーションを実行し、打率の計算やホットドッグの売上分析といったタスクでデータを処理できるようになった。

また、MLBはグーグルクラウドの人工知能(AI)サービスも活用しており、リアルタイムで収集した試合のデータをもとに処理や分析、決定を行っている。

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