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Amazonの新型スマートスピーカーはかわいい見た目で高性能化。上位モデルは独自開発の半導体を搭載

New Echo Family

アマゾンは新型Echoなど、新製品・新サービスを発表した。

出典:Amazon

Amazonは9月25日、スマートスピーカー「Echo」シリーズおよびHDMIドングルの「Fire TV Stick」シリーズをリニューアルした。日本で発売される新製品の価格や出荷時期は以下の通り(いずれも税込み)。

  • Echo……1万1980円、10月22日
  • Echo Dot……5980円、10月22日
  • Echo Dot with clock……6980円、11月5日
  • Echo Show 10……2万9980円、年内予定
  • Echo Auto※……4980円、9月30日
  • Fire TV Stick……4980円、9月30日

※Echo Autoは2018年9月にアメリカで発表されていたもの。

デザインが球体になったEchoシリーズ

Echo

大型スマートスピーカーの「Echo」。

出典:Amazon

Echoシリーズはファブリック素材の採用などはそのままに形状やデザイン、そしてハードウェア的な機能を一新した。

スマートスピーカーの「Echo」および「Echo Dot/Dot with clock」は、従来の円柱型のデザインから球体型のデザインに変わった。

比較的大型のEchoは、従来の「Echo」とその上位機種「Echo Plus」のコンセプトを継承しており、3インチウーファー+2基のツイーター採用の高音質な音楽体験に加え、Zigbee対応スマート家電のためのハブ機能、Amazonの独自通信規格「Sidewalk」のブリッジ機能などを備える。

Echo Dot with clock

小型で時計付きスマートスピーカーの「Echo Dot with clock」。

出典:Amazon

一方、Echo Dot/Dot with clockは新型Echoの小型機にあたる。本体幅(直径)はEchoが144ミリなのに対し、Echo Dot/Dot with clockが100ミリ。

Dot with clockは従来機同様、LEDのデジタル時計を備えており、現在時刻やアラーム、タイマーを一目で確認できる。

顔追尾機能が付いたスマートディスプレイ

Echo Show 10

10.1インチ画面のスマートディスプレイ「Echo Show 10」。

出典:Amazon

また、10.1インチの液晶画面を搭載するスマートディスプレイ「Echo Show 10」は球体ではないが、新しくスピーカー兼土台部分の上にディスプレイが乗っかったようなデザインに変更された。

ディスプレイ部には13メガピクセルのカメラを内蔵。EchoやFireタブレット、Alexaアプリユーザーとのビデオ通話に利用できる。

加えて、土台の部分には回転機構が備わっているため、ビデオ通話中に話者がフレームアウトしてしまっても、カメラが追尾するようになっている。

Echo Showシリーズはネットフリックス対応

Echo Showシリーズは今後ネットフリックスに対応する。

出典:Amazon

なお、新型Echo Show 10の発表と同時に、Echo Showシリーズへのネットフリックス対応も発表。今までもEcho ShowではAmazonプライム・ビデオを視聴できていたが、今後はAlexaに話かけてネットフリックス配信作品を楽しめる。

Fire TV StickはHDRやDolby Atmosに対応

Fire TV Stick

性能アップしたHDMIドングルの「Fire TV Stick」。

出典:Amazon

テレビのHDMI端子に挿すだけで、スマートテレビとして利用できる「Fire TV Stick」は、外観の大きな違いは少ない。

ハードウェア的な進化点としては、1.7GHzクアッドコアのチップセットを採用し、従来機(第2世代)と比べて50%の性能向上、HDRとDolby Atmosに対応。消費電力については、約半分に抑えた。

新しいユーザーインターフェース

Fire TVは新しいユーザーインターフェース(UI)に更新される予定。

出典:Amazon

ほかにも、Fire TVのインターフェースが年内にアップデートされる。最大6名までのユーザー切替画面や画面中央部にメインメニューを配置するなど、より直感的な操作で各種ストリーミングサービスを楽しめる。

日本ではまだ使えない機能+製品たち

どの製品も従来機のアップデートという形をとっており、基本的にスマートアシスタント「Alexa」(アレクサ)でできることやFire TVで視聴できるコンテンツなどに変わりはない。

これらの製品は、これからスマートスピーカーやディスプレイを使い始めたい人や、大画面のテレビでプライム・ビデオなどを楽しみたい人に最適だ。

また、今回の新製品はいずれもグローバルで発表されたものだが、発表された内容の中には「現状では、日本で展開されないもの」も含まれているので、一部紹介しよう。

日本でのEcho/Echo Show 10の本領発揮はまだこれから

AZ1

新型EchoとEcho Show 10に搭載される「第1世代AZ1ニューラル・エッジ・プロセッサ」。

出典:Amazon

日本でも発売される新型「Echo」「Echo Show 10」には、Amazonが独自開発の「第1世代AZ1ニューラル・エッジ・プロセッサ」が搭載されている。

同チップセットにより、アレクサはより自然な速度で反応するようになるが、新型Echo発売当初はアメリカ限定での展開となる。

アマゾンジャパンのリリースによると「今後日本でも高速化された音声認識機能が提供開始となる予定です」となっているが、「提供開始日は未定」としている。

子ども向けの「Echo」も登場

echo dot kids edition

子ども向けに最適化された「Echo Dot」も登場した。

出典:Amazon

Echoの球体型デザイン変更にともない、子ども向けの「Echo Dot Kids Edition」も発表された。外観は虎やパンダのデザインが施されたEcho Dotで、動物の鳴き声が出たり、宿題を手伝う機能などが搭載されている。

また、子ども専用の音声プロファイルの作成にも対応するため、子どもが触れるコンテンツや操作内容を保護者が制御できる「ペアレンタルコントロール」機能が使えるようになる。

アマゾンジャパンはEcho Dot Kids Editionの日本展開について触れていないが、同社は以前「Alexaが家族の一員として認識されている場合もある」という見解を示しており、期待は高まる。

クラウドゲームサービス「Luna」

Luna

クラウドゲームプラットフォームの「Luna」。

出典:Amazon

グーグルの「Stadia」のようなクラウドゲームサービスのAmazon版とも言える「Luna」も発表された。アメリカにおいて、iOS/iPadOS、Android、macOS、Windows、Fire TVで利用できる(iOS/iPadOSではウェブアプリとして利用可能)。

Lunaはプラットフォームとしての名称で、Amazonはその上で「Luna+」という月額5.99ドル(約630円、早期アクセス価格)のチャンネル(サブスクリプションプラン)を提供。50以上のタイトルを2つの端末で同時に遊ぶことができる。

また、フランスのゲームデベロッパー・UBISOFTもチャンネルを展開し、そちらも50以上のタイトルを提供。価格は未定だが、同時利用端末数は1台、一部のタイトルはダウンロードコンテンツを含む特別版の提供を予定している。

(文・小林優多郎

注:この記事では、Business Insider Japan編集部がお勧めの製品を紹介しています。リンクを経由してアマゾンで製品を購入すると、編集部とアマゾンとのアフィリエイト契約により、編集部が一定割合の利益を得ます。

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