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ディズニーは、アメリカのテーマパークで働く2万8000人の従業員を削減する。同社が9月29日に発表した。
カリフォルニア州アナハイムにあるカリフォルニア・アドベンチャーとディズニーランドは休園したままだ。フロリダ州オーランドにあるパークは入園者数を制限した上で営業を再開させている。
「心が張り裂けそうだが、わたしたちのビジネスに与える新型コロナウイルスの影響が長期化する中、これが残された唯一の実現可能な選択だ」 とディズニーのテーマパーク部門のトップ、ジョシュ・ダマロ(Josh D'Amaro)氏は従業員宛てのレターに書いたと、ワシントン・ポストが報じている。
CNBCによると、レイオフされる従業員の約3分の2はパートタイムの従業員で、その大半はすでに一時帰休となっていた。
テーマパーク事業を含むディズニーのパークス・エクスペリエンス・コンシューマープロダクツ部門は、同社の2019年の収益696億ドル(約7兆3600億円)のうち37%を占め、他のどの部門よりも多かった。
ディズニーは4~6月期に47億2000万ドルの純損失を報告していて、ウォール・ストリート・ジャーナルによると、同社の四半期決算が赤字に転落するのは約20年ぶりだ。
[原文:Disney will lay off 28,000 theme park workers as the pandemic continues to ravage its business]
(翻訳、編集:山口佳美)