焦燥や不安にかられた起業当時。「今だ」と感じたら一気に行動を起こす【ベースフード・橋本舜5】

ベースフードCEO 橋本舜 ミライノツクリテ

ミライノツクリテたちに聞く「28歳の自分に今声をかけるとしたら」。ベースフードCEOの橋本舜さん(32)のメッセージとは。


28歳という年齢は、僕がDeNAを辞めて起業した年齢です。

ベースフードという事業を始めたことに希望を持ちながらも、「これでいいんだろうか。もっとやるべき事業はなかったか」と迷いもあった頃。

「それでよかったんだよ。いい決断をしているぞ」と、当時の僕には言ってあげたいですね。

なぜよかったかというと、ベースフードという事業を通じて、僕はたくさんの人と出会えたからです。

食産業は裾野が広い産業で、起業してから4年経つ間に、老若男女、幅広い業界の人とのつながりが生まれました。IT企業にいた時には決して出会えなかったシニアの経営者や、物流や食品加工の会社とパートナーシップを組んだり。世界を見渡す視野が格段に広がったと感じます。

人類共通のテーマである「食」について、四六時中考え続ける事業へ踏み込んだことは、自分自身の成長のためにもいい決断でした。

成長の起点をどこでつくるかは自分で決めること

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