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チキンナゲットの宇宙旅行を撮影…冷凍食品会社の周年記念で

チキンナゲットの旅が映像に

アイスランド・フーズがチキンナゲットを宇宙に飛ばし、その様子を撮影した。

Iceland

  • イギリスの冷凍食品スーパー、アイスランド・フーズは、創業50周年を記念して、チキンナゲットを上空3万メートルの宇宙に送り込んだ。
  • チキンナゲットはおよそ2時間で、摂氏マイナス65度の「近宇宙」と呼ばれる領域まで到達した。
  • 気象観測用の気球に取り付けられたナゲットは約1時間浮遊した後、地球に帰還した。パラシュートは上空2万メートルで開いた。

イギリスの冷凍食品スーパー、アイスランド・フーズ(Iceland Foods)は、歴史上で初めてチキンナゲットを宇宙へ送った。

同社は創業50周年を祝うため、宇宙マーケティング企業のSent Into Spaceに、この企画を依頼した。アイスランド・フーズは、チキンナゲットを高度3万メートルの「近宇宙」まで送り込んだ。同社によると、チキンナゲット88万個分の高さに相当するという。これは、上空100キロメートルから始まる宇宙空間までの道のりの約1/3に到達したことになる。

Sent Into Spaceによると、チキンナゲットは近宇宙でおよそ1時間浮遊したが、摂氏マイナス65度の低温と低い気圧の影響を受けているようには見えなかったという。その後、ナゲットは時速300キロで地球へ急降下し、上空20キロメートルの地点でパラシュートが開いたと、アイスランド・フーズは述べた。

Sent Into Spaceは、北ウェールズにあるアイスランド・フーズ本社近くの農場からチキンナゲットを飛ばし、目的の高度までの到達にかかったのは、わずか2時間ほどだった。ナゲットは衛星追跡システムを付けた気象観測用気球で運ばれ、搭載されたカメラで旅の様子が撮影された。

アイスランド・フーズは、「チキンナゲットは、灰色の空、COVID-19、ブレグジット、ピアーズ・モーガン(Piers Morgan)を残し、つかの間の平和や澄んだ空、宇宙船、そしてハゲワシやクロヅルなど空高く飛べる鳥との遭遇を楽しむため、旅立った」と、ジョークを交えてコメントした。

チキンナゲットの旅が映像に

チキンナゲットは宇宙で約1時間浮遊し、地球に帰還した。

Iceland

アイスランド・フーズは、約950の店舗を展開するイギリスで9番目に大きな食品スーパーだ。冷凍食品に注力しており、プライベートレーベルのフライドチキンを60種類以上販売している。同社は10月第1週だけで、1000万個以上の鶏肉製品を販売した。

Sent Into Spaceは、これまでに魚、スナック菓子、パイ、パンケーキを宇宙に飛ばしている。

NASAは10月、美容大手のエスティ ローダーの依頼でスキンケア美容液のボトル10本を撮影するため、宇宙へ打ち上げた。これはNASAによる宇宙の商業利用促進の一環で、エスティ ローダーは、国際宇宙ステーション(ISS)から商品写真を撮影するため、NASAに12万8000ドルを支払った。

[原文:A British supermarket launched a chicken nugget into space for the first time in history and filmed its journey

(翻訳:Makiko Sato、編集:Toshihiko Inoue)

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