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電通への逆風は表現を変化させた。広告が憧れられる仕事であるために【クドウナオヤ4】

ここ数年、電通を発端に社会問題となった出来事が続いた。逆風の中で、それでも電通に所属していないとできない仕事があるとクドウナオヤ(31)はいう。しかし、社会の電通に対する視線が厳しくなったことで、クリエーティブの現場では表現に影響はなかったのだろうか。

ミライノツクリテ 電通 クドウナオヤ

—— 電通に対する視線が厳しくなりました。そのことでクリエーティブの表現に影響を受けた点はありますか?

「何か強い表現をしようとしたときに、そのことによって嫌な気持ちになる人がいないだろうかと、いろんなリスクを考えるように視点は変わったような気がします」

—— それは良いことですか?

「良いことだと思います。これまでにも表現する側のリテラシーの問題として、自分が気づかなかったために、あるいは、知らなかったために使った表現が、センシティブな問題を含んでいて誰かを傷つけてしまったというような、無知ゆえの失敗は起こり得ます。

インパクトのある魅力的な表現のために選んだ手段が、一方で誰かを傷つけてしまうことも起こりかねないということをわきまえれば、もっと日頃から勉強しておかないといけないことがあると気づく。現在の会社に対する風向きになってから、このことについてより考えるようになりました」

—— 広告という仕事への若い人たちの関心が以前よりは下がっています。

「僕は広告に憧れてこの業界に入りましたし、若い人たちに憧れられる仕事でありたいという気持ちはあります。そのためには、電通という会社に属しながらも、ひとりひとりが黒子ではなく、バイネームでの市場価値を高め、責任を持ちながらいい仕事をしていくことが大事だと思います」

メジャーな表現にこそ、生い立ちが活きた

クドウには忘れられない失敗の思い出がある。

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