アマゾンからGojekまで。コロナを追い風に成長する、新興国のEコマース事情:eMarketerレポート

shutterstock_787151203

(写真はイメージです)

Shutterstock/AsiaTravel

コロナウイルスの感染拡大を受けて、インド、インドネシア、メキシコ、ナイジェリアでEコマースが好調だ。これらの国々は人口が多く、Eコマースの伸び率の高さや、オンラインで買い物をする人の数の多さなど、コロナ危機以前から好条件が揃っていた。だが、それぞれに特有のハードルも存在する。

コロナ禍でEコマースが「予想以上」の急拡大

001

Business Insider Intelligence

インターネット接続やスマートフォンの普及、そして電子的な決済方法の確立により、これらの国々ではEコマースの人気がますます高まり、売り上げも伸びるだろうとパンデミック前から予想されていた。一方で、国ごとに課題も存在する。ビジネスに不利となる規制環境、地理的要因、外国との競争、不十分なインフラなどが例として挙げられる。

今はコロナ禍での外出制限や実店舗を訪れることへの不安が、これらの国々でEコマース市場の拡大を後押ししている。パンデミックが、Eコマース関連企業にとって追い風となっているのは世界的な傾向でもある。それぞれ何らかの形でロックダウンを経験したインド、インドネシア、メキシコ、ナイジェリアの消費者にとって、Eコマースはこれまでになく有用で、欠かすことのできないものとなった。

これらの国々ではコロナ危機がきっかけとなり、多くの人が初めてネットショッピングを経験。感染状況が落ち着いた後も利用は続くと見られ、ネットショッピング人口は今後さらに伸びるだろう。関連企業にとっては予想を超えるペースで事業を拡大できる好機が訪れている。

各市場のビジネスチャンスを解説

002

インドにおける、オンラインでの小売売上高の推移と予測(eMarketerが2020年5月に発表したデータに基づく)。

Business Insider Intelligence

インサイダー・インテリジェンスによる調査レポート「世界におけるEコマースの現在」では、インド、インドネシア、メキシコ、ナイジェリアのEコマース市場の発展に、コロナ危機がどのような影響を与えているのかを解説する。

上記4カ国のEコマース市場でシェアを競っている主な企業やグローバル企業を紹介しながら、競合環境を概観。パンデミック由来の変化やそれ以外の要因を考慮しながら、各市場に存在するビジネスチャンスや、課題について分析する。

本レポートで言及される企業:

Alibaba, Amazon, Bukalapak, Cornershop, Facebook, Falabella, Flipkart, Flutterwave, Google, Gojek, Grab, JioMart, Jumia, Konga, Lazada, Linio, Liverpool, Mall For Africa, Mercado Libre, Ovo, Paga, Reliance Industries, Shopee, SystemSpecs, Tokopedia, Uber, Visa, Walmart, Worldpay

本レポートのキーポイント:

  • インド、インドネシア、メキシコ、ナイジェリアでは、コロナ危機以前から、Eコマースの成長が期待されていた。それがパンデミックの影響で急速に発展している。コロナの流行がEコマースへの追い風となっているのは世界的傾向で、これら4市場の動向は、他の新興市場のEコマース企業にとっても参考になる。

TheGlobalE-CommerceLandscape_720x

「世界におけるEコマースの現在(The Global E-Commerce Landscape)」

Insider Intelligence/eMarketer

  • インドでは、ロックダウンで消費者がオンラインに移行せざるを得なくなる前からEコマース市場は好調だった。だが、規制が消費者にとっての利便性を妨げていた
  • インドネシアでは、オンラインのマーケットプレイスや他のプラットフォームへの関心が高まっており、近い将来Eコマースの売り上げが急伸する可能性がある。だが、パンデミックとは関係のない大きな障壁がいくつか存在する。
  • スマートフォンの普及が進むメキシコでは、今後Eコマースが大きく伸びると予想される。だが、国際的な競争や、電子決済が浸透していないことが事業者の足かせとなるかもしれない。
  • ナイジェリアには、国内の有力なEコマース企業がまだ存在しない。パンデミックの影響もあり、大きな可能性を秘めた市場だが、電気やインターネット接続などのインフラ面で課題がある。

本レポートの完全版では:

  • インド、インドネシア、メキシコ、ナイジェリアにおけるEコマース市場の今後の発展を、コロナウイルスの流行や、その他の要因を考慮しながら分析する。
  • 上記の4市場で大きなシェアを占めるEコマース企業を紹介し、今後の成長を予想する。
  • それぞれの国で生まれているEコマース企業にとってのチャンスについて解説する。パンデミック下でネットショッピングの普及が加速しているだけでなく、各国独自の理由で売り上げ拡大の好機となっている。
  • それぞれの国で、Eコマースの成長を阻んでいる障壁を示す。

本レポートの完全版を入手するには:

リサーチストアからレポート完全版をご購入・ダウンロードする。→購入・ダウンロードはこちらから

[原文: THE GLOBAL E-COMMERCE LANDSCAPE: How the coronavirus pandemic is accelerating e-commerce maturation in India, Indonesia, Mexico, and Nigeria

(翻訳・野澤朋代)

  • Twitter
  • Facebook
  • LINE
  • LinkedIn
  • クリップボードにコピー
  • ×
  • …

Popular

あわせて読みたい

BUSINESS INSIDER JAPAN PRESS RELEASE - 取材の依頼などはこちらから送付して下さい

広告のお問い合わせ・媒体資料のお申し込み