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任天堂“Switch景気”で、営業利益「3倍増」ソフト「上期で1億本」。驚愕の中間決算

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任天堂は家庭用ゲーム機「Switch(スイッチ)」の好調で、中間決算としては史上2番目の好業績を記録。

Michael San Diego/Shutterstock.com

任天堂が2021年3月期の中間決算を発表した。ひと言で言えば、驚愕の数字だ。

すでに世界的知名度を誇る大手ゲーム会社ながら、新型コロナの追い風を受け、売上高が前年同期比「7割増」の7695億円、営業利益は同「3倍増」の2914億円、純利益も同「3.5倍増」の2131億円だった。

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売上高のうち海外(欧米中心)の比率は77.5%だった。

出所:任天堂 2021年3月期第2四半期 決算説明資料

中間決算で売上高7600億円超という数字は、過去最高を記録した2008年(8369億円)以来、同社史上2番目となる数字だ。

同時に、2021年3月期の通期業績見通しも上方修正。売上高が1兆4000億円(前年比16.7%増)、営業利益が4500億円(同50.0%増)、純利益は3000億円(同50.0%増)と圧倒的な数字が並んだ。

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ソフトは通期で1億7000万本の販売を見込む。

出所:任天堂 2021年3月期第2四半期 決算説明資料

好調の理由は家庭用ゲーム機「Nintendo Switch(ニンテンドー・スイッチ)」と、同「Switch Lite(スイッチ・ライト」。前者は前年同期比68%増の836万台、後者は同113.7%増の417万台。

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『あつ森』だけで1427万本。「上期で1億本超え」を支えた。

出所:任天堂 2021年3月期第2四半期 決算説明資料

大きな話題を呼んだヒット作『あつまれ どうぶつの森』に代表されるソフトウェアも同71.4%増で、上期だけで「1億本」の大台に乗せた

広告世界最大手WPPグループ傘下のカンターが11月5日に発表した「ブランドZ 世界で最も価値のある日本ブランドランキング Top50」によれば、任天堂およびSwitchの躍進は、

「体を動かしたい」「家にいても人との交流を持ちたい」「社会的な距離感のストレスから逃れたい」といった消費者のニーズにマッチしたゲームを提供した

ことだという。

(文:川村力)

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