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カリフォルニアのビーチで溺れかけた母娘…恩人の結婚資金をクラウドファンディングで調達

マイアミ・ビーチで泳ぐ人々。

マイアミ・ビーチで泳ぐ人々。

Jeffrey Greenberg/ Getty Images

  • テキサス州在住のサマンサ・ホワイティングは、カリフォルニアのビーチで休暇を過ごしていたときに、離岸流によって10歳の娘とともに沖へ流されてしまった。
  • ホワイティングが助けを求めて叫ぶと、ケビン・コッツィという地元の男性が2人を救うために海に飛び込んだ。
  • その後、ホワイティングはフェイスブックでコッツィを探し当て、彼の結婚式のためにGoFundMeで募金を募ることにした。本稿執筆時点で、2万5000ドル以上が集まっている。

2020年夏、カリフォルニア州モントレーで溺れそうになっている母娘を見て、ケビン・コッツィ(Kevin Cozzi)は、迷うことなく海に飛び込んだ。

「3歳のころから競い合うように泳いでいたので、彼女たちのところまで行けると思った」とコッツィはKFSN ABC 7 Texasに語った

「彼女たちの元にたどり着くと、娘さんがもがいていたので、すぐに彼女を私に託すようお母さんに伝えた」

テキサス州から休暇でカリフォルニアを訪れていた10歳のヘイリー・ホワイティング(Hayley Whiting)は、海に慣れておらず、離岸流に流されたときに恐怖を感じたという。

「まさかこんなことが起こるなんて…、私を助けてくれる人なんてきっといないと思った」とヘイリーはKFSNに語った。

母親のサマンサ・ホワイティング(Samantha Whiting)はヘイリーを助けに向かったが、彼女も危険な状態に陥った。彼女たちに最初にたどり着いたのがコッツィで、続いてビーチのライフガードが全員を安全な場所に引っ張っていった。

その後、サマンサはフェイスブックでようやくコッツィの身元を突き止め、彼の親切な行動に報いるために、クラウドファンディング・プラットフォームのGoFundMeで、彼とその婚約者の結婚式の費用を支援するために募金を集めることにした。

「私たちが助けを求めて叫ぶと、ケビン・コッツィは躊躇することなく泳ぎ出し、私の代わりに娘を抱きかかえてくれた」と、ホワイティングは募金ページに記している。

「彼が自らの命を危険にさらしながら無私無欲でしてくれた行為がなければ、私だけでなく、私の大切な娘の命も失われていたかもしれない。ケビンと彼のフィアンセが夢見ていた結婚式と新婚旅行ができるよう、私はGoFundMeで募金を募ることにした。神には、彼がこれ以上のものを受け取るのにふさわしいことが分かっている」

募金活動は順調に進んでおり、本稿執筆時点で約2万5000ドル(約260万円)がコッツィとその未来の妻のために集まった。(編注:11月9日現在で約4万7000ドルが集まっている)

「このお金が彼らの結婚式だけでなく、住宅購入の頭金にも役立てばいいと思う」。

11月1日のアップデートで、サマンサはそう記した。

「ケビンと婚約者はとても謙虚で、自分たちはそれを受け取るに値しないと今も言っている。もし私にお金があれば、なんとしてでも彼らに差し出したいと感じている。ケビンは私の世界、私の娘を救ってくれたのだから。私たち家族は、彼やその家族と永遠の絆で結ばれている。私たちはもはや家族だと言える」

実際、ホワイティング一家は、2021年秋に予定されているコッツィの結婚式の招待客リストに名を連ねている。

世間からコッツィを称える声が殺到しているが、彼にとっての本当の報酬は、ヘイリーが無事だったことだという。

「正直なところ、あの子が助かっただけで、私には十分だ」と彼はKFSNに語った。

[原文:A mom raised $25,000 in wedding funds for the man who saved her daughter from drowning

(翻訳:仲田文子、編集:Toshihiko Inoue)

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