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【米大統領選】リベラル派が「選挙を盗もうとしていた」? トランプ大統領の支持者ら、選挙結果に抗議の声

トランプ支持者

"バイデン勝利"の報道を受け、抗議するトランプ支持者たち(2020年11月7日、ネバダ州)。

Ethan Miller/Getty Images

  • アメリカでは11月7日(現地時間)、複数のメディアが大統領選で民主党のジョー・バイデン候補の当選が確実になったと報じた。
  • トランプ大統領は"敗北宣言"をしておらず、不正投票があったと根拠のない主張を繰り返している
  • トランプ大統領の支持者の中には、選挙の結果に抗議を続ける人たちもいて、不正投票があったとする大統領の主張に同調している。

アメリカでは11月7日、複数のメディアが大統領選で民主党のバイデン候補の当選が確実になったと報じたが、本人を含めトランプ大統領の再選を望む支持者たちはこの結果に異議を唱えている。

各国の指導者たちも"次期大統領"に一歩近づいたバイデン候補と"次期副大統領"に一歩近づいたカマラ・ハリス候補に祝辞を送ったアメリカの政治家たちも、直近では共和党の元大統領ジョージ・W・ブッシュ氏を含め、バイデン候補とハリス候補の"勝利"を祝福した。

だが、トランプ大統領は"敗北宣言"をしておらず、不正投票があったと根拠のない主張を繰り返し、激戦州の選挙結果に対する法的な異議申し立てを継続している。トランプ陣営も根拠を示さないまま、支持者らに対し、不正投票を「止めさせる力になって」と呼びかける投稿を続けている

アメリカでは11月3日に大統領選の一般投票が行われて以来、バイデン候補"優勢"のニュースを祝う人々とトランプ大統領の支持者の間で衝突が相次いでいる。Business Insiderでも報じたように、バイデン候補がペンシルベニア州で"優勢"と報じられると、それを喜ぶ人々とトランプ大統領の支持者が街中で抗議の声を上げた。

6日には、リベラル派が「この選挙を盗もうとしていた」という根拠のない主張を支持するフィラデルフィアで開かれる集会への参加を呼びかけるメールが、トランプ陣営のデジタル担当ゲイリー・コビー(Gary Coby)氏が運営する「OpnSesame」という企業が契約する携帯電話の番号から送られたと、ワシントン・ポストが報じた。

フィラデルフィア在住のアーロン・グランドさん(33)は、同様のメールを5日の午後2時30分頃に受け取ったとBusiness Insiderに語った。メールに書かれた集合場所の近くにあるフィラデルフィア・コンベンションセンターに人が集まっているのを知っていたグランドさんは、「ちょっと心配だった」という。

メール

グランドさんが受け取ったメール(スクリーンショット)。

Aaron Grando

「右寄りの情報源にサインアップしたことがなかったので、彼らがどこからぼくの番号を入手したのか、不思議に思いました」とグランドさんは付け加えた。

Business Insiderはトランプ陣営とコビー氏にコメントを求めたが、回答は得られなかった。AP通信は、メールはトランプ陣営が送ったものではないと、陣営トップが話したと報じている。

複数の主要メディアがバイデン候補の当確を報じても、トランプ大統領の支持者の中には大統領同様、選挙結果に異議を唱える人たちもいる。7日には、バイデン候補とカマラ候補の"勝利"を祝う人々で街は賑わった。その一方で、多くのトランプ支持者らが選挙結果に抗議するため、州議会議事堂に集まった。

こうした支持者らの多くが各地で「盗みを止めさせろ(Stop the steal)」集会を組織した。こうしたデモの様子は、ミシシッピ州のWJTVやミズーリ州カンザスシティのKCTV5 News、のペンシルベニア州のCBS Pittsburghといった地方放送局が伝えた。

[原文:Echoing the president's baseless claims of voter fraud, Trump supporters are taking to the streets to protest election results

(翻訳、編集:山口佳美)

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