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アメリカ、COVID-19の検疫期間を最短7日間に短縮へ…欧州諸国に続いて。WHOも見直しを検討中

自己隔離している男性

Justin Paget/Getty Images

  • アメリカ疾病管理センター(CDC)は、新型コロナウイルスに感染した可能性のある人に勧告されている14日間の検疫期間を短縮しようとしている。
  • ​CDCのヘンリー・ウォーク博士はウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)に対し、検疫期間を最短で7日にする計画があると述べた。
  • ​ウォーク博士によると、検疫を終了する前には検査を受ける必要があるという。
  • ​検疫期間が短ければ、人々がそれに従う可能性が高くなるという。​「うまくいけば、検疫期間を遵守してくれるだろう。例えば、7日から10日間くらいならば」

アメリカ疾病対策予防センター(CDC)は、新型コロナウイルス感染者と接触した後の検疫期間を短縮することを計画している。

現在、CDC はコロナウイルス感染者と接触した後、14日間の自己隔離を行うことを推奨している。しかし、CDCのCOVID-19担当インシデント・マネージャー、ヘンリー・ウォーク(Henry Walke)博士は11月24日、ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)に対し、検疫期間を最短で7日間に変更する計画だと述べた。

「7日から10日であれば、人々が検疫期間をより守ってくれるようになるだろう」と彼は述べている。ただし、​感染していないことを確認するために、検疫を終える前にCOVID-19の検査を受ける必要があるという。

ウォーク博士によると、CDCでは、検疫期間を何日にするべきか、どのような検査を実施すれば検疫を終えてもよいのかについて協議中だという。

「我々が行ってきたことや研究の結果、得られたデータなどが、検疫の短縮を試してもよいことを示している」と彼は言った。検査で陰性と判定されたら「その後に発症する確率はかなり低い」とウォーク博士は付け加えた。

この件について、CDCからのコメントは得られなかった。

​10月、CDCのロバート・レッドフィールド(Robert Redfield)所長はNBCニュースへのコメントで、検疫期間を7日間に短縮することを検討していると述べていた。​

「人々がむやみに14日間も隔離されたくないと思うのは明らかだ」

​CDCは現在、14日間の検疫期間に加えて、ウイルスの拡散を防ぐためにマスクを着用し、他の人との距離を保つことを推奨している。CDCはコロナウイルスの潜伏期間が14日間だと推定している。​感染した人は、この期間に何の症状も示さないことがあるが、それでもウイルスを他の人にうつす可能性は残る。

​CDCの発表は、アメリカでコロナウイルスの症例が急増する中で行われた。​ニューヨーク・タイムズのCOVID-19トラッカーによると、1260万人以上が感染して、約23万人が死亡している。

世界保健機関(WHO)は、COVID-19の感染者と接触した可能性のある人は14日間の検疫を受けるべきだと勧告しているが、WHOの広報担当者はデータを見直しているとWSJに語っている。

ヨーロッパの国々では、COVID-19感染者に接触した人々の検疫期間を短縮している。9月にはフランスが検疫期間を14日間から7日間に短縮し、ドイツは11月8日に隔離は14日間ではなく10日間でよいとした(日数の決定は各州が行う)。​ベルギーは10月1日に検疫期間を7日間に短縮したが、その後症例が急増したため、10月19日に10日間に延長した。

​イギリスでは現在も14日間の隔離が義務付けられているが、COVID-19で検査を受けて陰性と判定された旅行者に対しては、検疫期間を5日間に短縮する予定だ。

[原文:The CDC is planning to cut the length of quarantines for Americans who have been exposed to COVID-19, and could go as low as 7 days

(翻訳、編集:Toshihiko Inoue)

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