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ZOZO元CTOが2023年開校の「新設高専」の学校長に就任…Sansan創業者が発起人、異色の経緯で進む「神山まるごと高専」

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「神山まるごと高専」の初代校長に就任する予定のZOZOテクノロジーズ取締役の大蔵峰樹氏。

出典:神山まるごと高専 設立準備委員会

2023年4月に徳島県神山町で開校予定の私立高等専門学校(高専)「神山まるごと高専」の初代校長に、ZOZOテクノロジーズ取締役の大蔵峰樹氏が就任する。正式就任は開校の2023年4月1日を予定。

設立にあたっては、Sansan創業者の寺田親弘氏が個人出資設立準備委員会にも参画し、精力的に設立を主導するなど、開校に向けて「異色」の動きで進んできた経緯がある。

なお、学校長候補をめぐっては6月時点でクリエイティブディレクターの菱川勢一氏が就任するとしていたが、その後本人が辞退したため、改めて大蔵氏を選出した。

現職のCTO級人材の「校長」就任

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神山まるごと高専の希望予定地・神山中学校。写真は2019年の神山まるごと高専プロジェクト発表時のもの。

撮影:伊藤有

大蔵氏は国立・福井高専の出身のいわゆる「高専人材」。福井大学大学院の在学中に学生起業し、のちにZOZOに合流。現Yahoo!JAPAN(Zホールディングス)傘下の大手ECサイト「ZOZO」の立ち上げやZOZO社の前身スタートトゥデイのエンジニア集団・スタートトゥデイ工務店の最高技術責任者(CTO)などを勤めた経歴を持つ。

日本におけるECサービス開発の最前線をくぐり抜けてきた知識と経験を持つ人物と言える。

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神山まるごと高専プロジェクトを発表するSansan創業者の寺田氏(中央)。2019年撮影。

撮影:伊藤有

大蔵氏はリリース文のなかで、神山まるごと高専の教育方針について、次のようにコメントしている。

神山まるごと高専ではエンジニアとしてテクノロジーを学ぶだけでなく、事業創造や起業できる 学生を育てたいと考えています。そのため、事業やサービス・製品を作るうえで必要な技術力だけ でなく魅せるためのデザイン力、0 から生み出す表現力・思考力・自己表現のためのアート、アン トレプレナーシップもしっかりと学び、「起業するデザインエンジニア」をキーワードに、社会を 動かす、価値あるものを新たに創り出せる人材の創出を目指します。

大蔵氏の略歴は以下の通り。

氏名:大蔵 峰樹(おおくら みねき)

生年月日:1976年7月2日

学歴:学歴:福井大学大学院 博士後期課程修了 博士(工学)

略歴:

1997年3月 福井工業高等専門学校 電子情報工学科卒業

2000年5月 福井大学大学院在学中、有限会社シャフト設立・代表取締役就任

2005年4月 株式会社スタートトゥデイ入社

2011年 同社取締役就任、株式会社クラウンジュエル取締役就任

2015年 同社のエンジニア・デザイナーを集約した新会社、株式会社スタートトゥデイ工務店設立 とともに同社代表取締役 CTO に就任

2015年 株式会社アラタナ取締役就任

2018年 株式会社 ZOZO テクノロジーズ取締役就任

(文・伊藤有

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