オバマ氏は2009年、アラスカ・エルメンドルフ空軍基地で米兵とその家族を迎えた。
Reuters
Military TimesとIVMFが行った世論調査の結果は、アメリカ軍最高司令官としての8年間を終えようとしているオバマ大統領の気分をかなり複雑にしたことだろう。
米軍はオバマ大統領に対し、かなり否定的 —— よく言っても中立だ。
海兵隊の60.3%、陸軍の53%、空軍の49.6%、そして海軍の45.9%がオバマ大統領を「不支持」。 下士官と海兵隊員では、その「不支持」率は他を約4%上回る。
兵士全体では、29.1%がオバマ大統領のリーダーシップに不満を抱いており、18%が好意的な見方をしている。
世論調査の有効回答数は1664人。回答は軍全体を反映させるため、加重されているという。誤差の範囲は±2%だ。
オバマ大統領は在任期間中、イラクやアフガニスタンからの一部撤退や軍の規模縮小などにより、米軍の役割の削減を求めてきた。
Military Timesのインタビューに応じた兵士たちは、オバマ政権最後の数年間はイラクにおけるISISの台頭やアフガニスタンにおけるタリバンの復活など、オバマ大統領の行為がアメリカの安全を脅かしたと話している。
[原文: Here's what the US military really thinks about Obama]
(翻訳:日山)