メリットだらけ! 読書がもたらす5つの健康上の効果と、読書を習慣づけるためのヒント

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Luis Alvarez/Getty Images

  • 読書を続けていると、脳のつながりが強化され、記憶力や集中力が向上する。長生きにもつながるという。
  • 読書はストレスレベルを低下させ、加齢による認知力の低下を防ぐことにもつながる。
  • 読書を習慣づけるには、毎日、通勤時でもベッドに入る前でも、本を手に取る時間を確保することだ。

写真集、詩集、回顧録、新聞…… 読書はあなたの健康に強力な恩恵をもたらす生涯にわたる習慣だ。

読書がもたらす5つの健康効果と、もっと読書をするためのヒントを紹介しよう。

1. 読書は脳のつながりを強化する 

読書は脳内の異なる分野間の新たなつながりを促進する。2013年のある研究では、小説を読むことで脳の言語処理を司る分野間でコミュニケーションが増えることが分かった。感覚情報を処理する体性感覚野にも長期的な変化をもたらす。

アメリカのニューヨークにあるレノックス・ヒル病院の臨床心理士サブリナ・ロマノフ(Sabrina Romanoff)氏は、読書が脳内でニューロンを作ると言う。「神経発生」と呼ばれるプロセスだ。ニューロンは脳内の異なる分野間でメッセージを送り、情報を伝達する細胞だ。

「思考、考察、読解力を必要とする読書は、脳内における新たなニューロンの発生につながります」とロマノフ氏は言う。

「こうしたニューロンは新たなニューロン結合を増やし、処理スピードを加速させるのです」

2. 読書は加齢による認知力の低下を防ぐ

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