アマゾンのジェフ・ベゾスCEO。
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- 小さなオンライン書店から始まったアマゾンは、25年間で巨大小売業者へと変容した。
- 今や時価総額1兆ドル企業となったアマゾンだが、その背景には、ジェフ・ベゾスの「異常なまでの」顧客第一主義がある。例えば会議の時、ベゾスがわざと座席を1つ空けておくのにも理由がある。
- 「顧客中心」を標榜していながら実態の伴わない企業が多いなか、アマゾンはいかに消費者のニーズを先取りし、製品やサービスを設計してきたのだろうか。
2011年のこと。Amazon AlexaとAmazonSmileを担当していたアマゾンの元ディレクター、イアン・マカリスター(Ian McAllister)は、新しいプログラムのアイデアを携えてジェフ・ベゾスCEOのところへ赴いた。