NHKで身につけた「見立て力」。音が鳴らなければアイデアじゃない【小国士朗2】

小国士朗

次々とプロジェクトを立ち上げては、常に大きな話題をつくる、小国士朗(41)。

マスクを寄付する「おすそわけしマスク」、認知症の人がスタッフをする「注文をまちがえる料理店」、Cを消してガン(Cancer)を消す「deleteC」、見た目性別・戸籍性別・自分が選びたい性別の混浴「レインボー風呂」……。

これらの柔軟な発想は、いったい、どこからやってくるのだろうか。

アイデアは複数の問題を一気に解決する

「僕は、いつも、音が鳴らないアイデアはアイデアじゃないと思っているんです」

アイデアを考えているとき、それがバチっとハマったときは、カーンという音がするのだという。自分の中にその音が鳴らない限りは、アイデアとして結実していないのだとか。

「音が鳴らないときは、何か無理があるときなんですよね。例えばひとつの課題に対して、ひとつのソリューションを見つけたとします。それで一応は解決風になるのだけれど、それを解決したところで、また別の課題が見えてくる。そういう解決策は、本当の意味での解決になっていないわけです。そういう時には、音は鳴らない」

このことを、小国は任天堂の宮本茂氏の言葉を引用して説明してくれた。

「ある本で、宮本さんが、『アイデアというのは複数の問題を一気に解決するものである』と言っていたんですね。これ、すごい話だと思うんです。振り返ってみると、確かにそうなんですよね。先ほどの『おすそわけしマスク』も、いくつもの課題を一度に解決しちゃっているんです」

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