心臓病で倒れたことが人生を変える「おいしい経験」になるまで【小国士朗5】

小国士朗

最後に、小国士朗(41)に「28歳の自分に今、声をかけるとしたら?」という質問を投げかけた。28歳といえば、NHKに入社して、最初の赴任地の山形から東京に異動した頃だという。


その時の自分に声をかけるとしたら、「このあと、おいしいことが待ってるよ」という言葉でしょうか。

僕、33歳の時に、心臓病になるんですよ。そして、心臓病になったことで、ずいぶん自由になれるんですよね。だから、「もうちょっと待ってなさい。5年後に人生が大きく変わるから、楽しみにしてて」って、にやにやしながら言いたい。

「戦いの螺旋」の渦中で倒れ、意識不明に

バス

睡眠不足が続くある日の帰路、胸に突き上げるような衝撃が小国を襲った。(画像はイメージです)

Ryota Sato / EyeEm / Getty Images

僕、NHKに入社したとき、「40歳くらいになったら、みんなから『あの人、何やっている人だろう?』という人になりたい」と思っていたんです。自由に働いて、自由に仕事を作っている。そんな、不思議な存在になりたいって。

でも、現実的には、連日連夜番組づくりに追われて、会社に泊まり込む日々。番組を作ることは楽しかったから、不満はなかったけれど、どこか限界を感じてもいたんです。

このまま、どれだけ番組を作り続けていても、上の世代の成功体験を超えることはできないだろうな、と。

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