無料のメールマガジンに登録

平日17時にBusiness Insider Japanのメルマガをお届け。利用規約を確認


カナダもファイザーのワクチンを承認…来週にも接種を開始

ワクチン

Vincent Kalut / Photonews via Getty Images

  • カナダ政府はファイザーのコロナウイルス・ワクチンの使用を承認したと発表した。
  • 同国の保健省はコメントで、カナダは「承認プロセスは厳格であり、強力な監視システムも整えている」と述べた。
  • ワクチンは最初にイギリスで使用が承認され、12月8日には投与が始まった。
  • アメリカでは、ファイザーはテスト結果をFDAに提出しているが、まだ承認されていない。

カナダは12月9日、ファイザー(Pfizer)とバイオンテック(BioNTech)のコロナウイルス・ワクチンの使用を承認したと発表した。 イギリスも12月初めに同様の決定を下したが、アメリカではまだ緊急使用の承認を待っている状態だ。

「カナダにとって記念すべき日だ」とカナダ政府のチーフ・メディカル・アドバイザー、シュプリヤ・シャルマ(SupriyaSharma)博士は述べた。

アメリカの製薬会社ファイザーとドイツのバイオテック企業バイオンテックによって作られたこのワクチンは、その第III相試験でCOVID-19の予防に95%の効果が見られたという。ファイザーは、2020年末までに最大5000万回分、2021年には最大13億回分のワクチンを生産できると予測している。

カナダ当局は、最初のワクチン供給は限られた数量で、2021年の春にはさらに多く供給される予定だと述べ、12月末までに最大24万9000回分の接種を行うとした。また、12月14日以降、全国の14の施設でワクチンを接種する準備が整うと付け加えた。

「カナダはCOVID-19ワクチンを承認することで、COVID-19との戦いにおいて重要な節目を迎えた」とカナダ保健省は声明で述べている。

「カナダ保健省は、ファイザーとバイオンテックのワクチンが、安全性、有効性、品質に関する我々の厳しい要件を満たしていると判断した」

カナダ保健当局は、このワクチンは暫定的な命令で承認されたものだが、カナダ国民は「安心して」注射を受けるべきであると強調した。そして当局とファイザーは、今後数カ月は副作用がないかどうかを注意深く監視することになるだろうと述べている。

カナダ保健当局とデューク大学のデューク・グローバル・イノベーション・アンド・ヘルス・センターによると、カナダは他の3つの実験的ワクチンもレビューしており、ファイザーのワクチンを含む7つのワクチンの予約注文を行ったという。

カナダ保健省がどうやって「アメリカ食品医薬品局(FDA)に勝った」のかと尋ねられたシャルマ博士は「他の規制当局と競争しているわけではない。昨夜遅くに最後の情報を入手した。それが今日の発表につながった」と述べた。

[原文:Canada beats the US to approving Pfizer and BioNTech's coronavirus vaccine

(翻訳、編集:Toshihiko Inoue)

  • Twitter
  • Facebook
  • LINE
  • LinkedIn
  • クリップボードにコピー
  • ×
  • …

Popular

あわせて読みたい

BUSINESS INSIDER JAPAN PRESS RELEASE - 取材の依頼などはこちらから送付して下さい

広告のお問い合わせ・媒体資料のお申し込み