ニューヨーク証券取引所もクリスマスカラーに。
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- ホリデーシーズンには、アメリカ中の著名な建物や観光名所がライトアップされる。
- マンハッタンには、今年も有名なロックフェラー・クリスマスツリーが登場した。
- ロサンゼルスの「ザ・グローブ」にも、リースや巨大なクリスマスツリーが飾られている。
- ホワイトハウスや議会議事堂には、公式のクリスマスツリーがある。
ホリデーシーズンは、アメリカ全土の著名な建物やランドマークがライトアップで彩られる。
ワシントンD.C.のホワイトハウスやニューヨークのロックフェラー・センターなどが、ライトアップやクリスマスツリーでホリデーシーズンを祝っている。
以下で、アメリカのランドマークのデコレーションを紹介しよう。
ニューヨークのロックフェラー・センター(Rockefeller Center)には、今年も有名なクリスマスツリーが飾られている
ロックフェラーセンターのクリスマスツリー。
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高さ75フィート(約23m)のオウシュウトウヒがニューヨークに届いたとき、木の中からフクロウが見つかったという。
ニューヨーク証券取引所は、赤と緑のライトアップ
クリスマスカラーにライトアップされたニューヨーク証券取引所。
Lev Radin/Pacific Press/LightRocket via Getty Images
この建物は1978年に国定歴史建造物に登録された。建設が完了したのは1903年で、建設費は400万ドルだった。
ニューヨークのオキュラス・トランジット・ハブ(Oculus Transit Hub)は、雪の結晶と青いライトで輝いている
オキュラス・トランジット・ハブ。
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建築家のサンティアゴ・カラトラバ(Santiago Calatrava)が設計し、2016年に完成した。2011年の9.11アメリカ同時多発テロの後、ロウアー・マンハッタンの再開発の一環として計画されたものだ。
ニューヨークの新名所、ハドソンヤードのベッセル(Vessel)もライトアップされている
ハドソンヤードのクリスマス・イルミネーション。
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2019年に開業したベッセルは、マンハッタンのハドソンヤード地区にある蜂の巣のような構造の建物で、建設費は2億ドル。
ホワイトハウス前の広場「ザ・エリプス」で輝く公式クリスマスツリーは、1923年から続く伝統
ホワイトハウスのクリスマスツリー。
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高さ18.5フィート(約5.6m)の2020年のツリーは、ウェストバージニア州のDan and Bryan Treesによるものだ。
ホワイトハウス前の広場には、ナショナル・メノラー(National Menorah)も飾られている
ライトアップされたナショナル・メノラーの後ろには、ホワイトハウスが見える。
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1979年、ジミー・カーター(Jimmy Carter)大統領(当時)がメノラーを点灯し、ユダヤ教の行事ハヌカを認めた最初の大統領になった。
合衆国議会議事堂にも公式クリスマスツリーがあり、毎年、下院議長が点灯を行う
議会議事堂のクリスマスツリー。
Tasos Katopodis/Getty Images
高さ55フィート(約16.8m)のツリーは、コロラド州西部からやってきた。
カリフォルニア州のデイナポイント・ハーバー(Dana Point Harbor)は46回目の「ホリデー・ハーバー・ライツ」を開催している
デイナ・ポイント・ハーバーのホリデー・ハーバー・ライツ。
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キャンディケーン・レーンや、「Merry Kiss Me」と書かれたアーチ、サンタクロースと一緒に楽しめる遊覧ボートなどがある。
ザ・グローブ(The Grove)としても知られる、ハリウッドのファーマーズ・マーケットLAは、クリスマスのお祝いムードであふれている
ファーマーズ・マーケットLA。
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この場所でのファーマーズ・マーケットの始まりは、1934年までさかのぼる。それ以前は、牧場と油田だった。
ワシントン州シアトルのルーメン・フィールド(Lumen Field)では、ドライブスルーのクリスマスイベントを開催している
ワシントン州シアトルの「スターライト・レーン」。
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ルーメン・フィールドはNFLシアトル・シーホークスの本拠地だが、現在は無観客や観客数を制限して試合が行われているので、スタジアムの駐車場ではドライブスルー式のクリスマスイベント「スターライト・レーン」が開催されている。ドライバーと同乗者は、サンタクロースや妖精といったホリデーシーズンの風景を眺めながら、ラジオ局がイベント用に放送している音楽を聴く。
[原文:Stunning photos of US landmarks decked out for the holidays]
(翻訳:Makiko Sato、編集:Toshihiko Inoue)