- 2020年12月、EUは大手IT企業を規制するための新法案「デジタル市場法(DMA)」を発表した。
- 大手IT企業が競争阻害行為で5年間に3回の罰金を科された場合、「事業再編」を命じられる可能性がある。
- EUはすでにグーグルに対して競争法違反行為で3回の罰金を科しているため、法案が成立すればグーグルは事業分割を迫られる可能性がある。
欧州委員会のウルズラ・フォン・デア・ライエン委員長。
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欧州委員会のウルズラ・フォン・デア・ライエン委員長は12月15日、デジタルサービス法(DSA)とデジタル市場法(DMA)の2法案の初案を発表した。成立まではまだ道半ばではあるものの、実現すれば巨大IT企業にとって深刻な影響を与えるものになるだろう。