2021年、米大手テック株はどうなる…2020年はFAANGに明暗、広告依存型は今年も苦戦か

Amazon、Apple、Facebook、Googleのロゴ。

Reuters

  • FAANG(フェイスブック、アマゾン、アップル、ネットフリックス、グーグル)の2021年の株価は、高騰するものとそうでないものに分かれるだろうと、ループ・ベンチャーズの創業者、ジーン・ミュンスターが2020年12月31日、CNBCに語った。
  • 2020年、アップルとアマゾンの株価は約80%、ネットフリックスは約70%上昇したが、フェイスブックとグーグルの親会社アルファベットは、約30%の伸びにとどまった。これは、2020年に43%の上昇を見せたナスダック全体よりも低い伸びだ。
  • 「2020年は、広告ビジネスがうまくいかなかった」とミュンスターは述べ、これは2021年も変わらないと見られている。
  • ミュンスターによると、アマゾンとアップルは2021年も好調で、アップルの株価は200ドルまで上がる可能性があるという。そうなると、アップルの時価総額は3兆ドルに達することになる。

大手テック企業の株価がすべて、2021年に高騰するとは限らないと、ループ・ベンチャーズ(Loup Ventures)の創業者のジーン・ミュンスター(Gene Munster)は述べた。

元ハイテク株アナリストでベンチャーキャピタリストのミュンスターは、投資家は個々のテック企業について、2020年に何がうまくいき、何がうまくいかなかったのかを見極める必要があると、2020年12月31日、CNBCに語った

2020年、アップル(Apple)とアマゾン(Amazon)の株価は約80%、ネットフリックス(Netflix)は約70%上昇したが、フェイスブック(Facebook)と、グーグル(Google)の親会社アルファベット(Alphabet)は、わずか約30%の伸びだった。これは、2020年に43%の上昇を見せたナスダック全体よりも低い。

「2020年は、広告ビジネスがうまくいかなかった」と、グーグルとフェイスブックの結果について、ミュンスターは説明した。

「私が言いたいことはシンプルだ。FAANGの分裂がさらに広がると思っている」

ミュンスターは、2021年に株価が最も上昇するのはアップルで、51%増の200ドルに達する可能性があると述べた。この株価上昇で、アップルの評価額は3兆ドルを超えるとみられる。

アマゾンも好調と見られる一方で、2021年のFAANG分裂によってフェイスブックとネットフリックスは後退し始めるだろうと、ミュンスターは述べた。

ハイテク関連株が高騰したため、大手テック株のバブルは2020年を通して大きな懸念事項になっていた。だがミュンスターは、テック業界をバブルまたはバブルではないと決めつけるべきではないと述べている。

その代わり、投資家は個々のテック企業について注視し、FAANGの分裂・崩壊に備える必要がある。

[原文:Not all Big Tech stocks will soar in 2021, says Gene Munster. He breaks down 2 FAANG companies that will continue to gain and 2 that will lag.

(翻訳:Makiko Sato、編集:Toshihiko Inoue)

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