『キューティ・ブロンド』より。
Metro-Goldwyn-Mayer
2001年は映画業界にとって大きな1年だった。『ハリー・ポッター』や『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズの第1弾が公開されたのもこの年だし、『シュレック』や『モンスターズ・インク』といったアニメ作品が映画好きを楽しませたのもこの年だ。『ビューティフル・マインド』はアカデミー賞主要4部門を受賞した。
2021年に公開から20年を迎える20本の映画を紹介しよう。あれから20年…… あなたは信じられる?
『ウェディング・プランナー』
『ウェディング・プランナー』より。
Columbia Pictures
ジェニファー・ロペスとマシュー・マコノヒーが共演、2001年に公開された『ウェディング・プランナー』は、Box Office Mojoによると世界全体で約9470万ドルを稼いだという。
『ハンニバル』
アンソニー・ホプキンスとジュリアン・ムーアが出演した『ハンニバル』は、1991年に公開された『羊たちの沈黙』の続編。興行収入は約3億5160万ドル。
『ブリジット・ジョーンズの日記』
『ブリジット・ジョーンズの日記』より。
Miramax
『ブリジット・ジョーンズの日記』にはレネー・ゼルウィガー、コリン・ファース、ヒュー・グラントが出演した。Box Office Mojoによると、その興行収入は約2億8190万ドル。
その後、続編として『ブリジット・ジョーンズの日記 きれそうなわたしの12か月』(2004年)と『ブリジット・ジョーンズの日記 ダメな私の最後のモテ期』(2016年)が公開されている。
『スパイキッズ』
『スパイキッズ』より。
Dimension Films
『スパイキッズ』には、誘拐された親を助ける若きスパイとしてアレクサ・ペナベガとダリル・サバラが出演。その興行収入は約1億4790万ドルだった。
ペナベガとサバラは今も俳優として活動している。
『ハムナプトラ2/黄金のピラミッド』
『ハムナプトラ2/黄金のピラミッド』より。
Universal Pictures
『ハムナプトラ2/黄金のピラミッド』では、ブレンダン・フレイザーが再びリック・オコーネルを演じた。興行収入は約4億3300万ドル。
『シュレック』
『シュレック』より。
DreamWorks
興行収入約4億8440万ドルの『シュレック』は、Box Office Mojoによると、2001年の興行収入ランキングで4位だった。5作目となる続編が2022年に公開される見込みだ。
『ムーラン・ルージュ』
『ムーラン・ルージュ』より。
20th Century Fox
ニコール・キッドマンとユアン・マクレガーが共演した『ムーラン・ルージュ』の興行収入は約1億7920万ドルだった。映画をベースにしたブロードウェイミュージカルは2019年にオープン。
『パール・ハーバー』
『パール・ハーバー』より。
Buena Vista Pictures
ベン・アフレック、ジョシュ・ハートネット、ケイト・ベッキンセールが出演。 興行収入は約4億4900万ドルだった。
『トゥームレイダー』
『トゥームレイダー』より。
Paramount Pictures
アンジェリーナ・ジョリーが主演を務めた。興行収入は約2億7470万ドル。
『ワイルド・スピード』
『ワイルド・スピード』より。
Universal Pictures
これ以降、『ワイルド・スピード』シリーズはスピンオフを含め10本以上作られている。第1弾の興行収入は約2億700万ドル。
『キューティ・ブロンド』
『キューティ・ブロンド』より。
Metro-Goldwyn-Mayer
リース・ウィザースプーン主演。興行収入は約1億4170万ドルだった。
ブロードウェイミュージカルとしても2007年から2008年まで上演された。映画の続編は2003年に公開され、第3弾が2022年に公開される見込みだ。
『ジュラシック・パークIII』
『ジュラシック・パークIII』より。
Universal Pictures
『ジュラシック・パークIII』ではサム・ニールとローラ・ダーンが帰ってきた。興行収入は約3億6870万ドル。
『PLANET OF THE APES/猿の惑星』
『PLANET OF THE APES/猿の惑星』より。
20th Century Fox
1968年の『猿の惑星』のリメイク。興行収入は約3億6200万ドル。
『プリティ・プリンセス』
『プリティ・プリンセス』より。
Buena Vista Pictures
アン・ハサウェイ主演。興行収入は約1億6530万ドルで、3年後には続編も作られた。
『モンスターズ・インク』
『モンスターズ・インク』より。
Disney/Pixar
興行収入は約5億2870万ドル。2001年の興行収入ランキングで3位だった。
『ハリー・ポッターと賢者の石』
『ハリー・ポッターと賢者の石』より。
Warner Bros.
『ハリー・ポッター』シリーズ第1弾となるこの映画の興行収入は9億7400万ドル以上。2001年の興行収入ランキングで1位だった。撮影が始まった時、ダニエル・ラドクリフは11歳だった。
『オーシャンズ11』
『オーシャンズ11』より。
Warner Bros.
ジョージ・クルーニー、ブラッド・ピット、マット・デイモンらが出演。興行収入は約4億5070万ドルだった。続編として『オーシャンズ12』(2004年)、『オーシャンズ13』(2007年)も作られた。
スピンオフとして2018年には『オーシャンズ8』が公開され、サンドラ・ブロックらが出演した。
『ロード・オブ・ザ・リング』
『ロード・オブ・ザ・リング』より。
New Line Cinema
『指輪物語』を原作としたシリーズの第1弾。興行収入は8億8300万ドル以上で、2001年の興行収入ランキングで2位だった。
『ビューティフル・マインド』
『ビューティフル・マインド』より。
Universal Pictures
ラッセル・クロウ主演。興行収入は約3億1350万ドルだった。
2002年のアカデミー賞では、作品賞、助演女優賞(ジェニファー・コネリー)、監督賞(ロン・ハワード)、脚色賞を受賞した。
『ブラックホーク・ダウン』
ジョシュ・ハートネット主演。興行収入は約1億7300万ドル。映画評論サイト「ロッテン・トマト(Rotten Tomatoes)」では批評家スコア76%だった。
[原文:20 movies you won't believe are turning 20 in 2021]
(翻訳、編集:山口佳美)