【最新版】世界にはまだまだワクチンが足りない!2021年に大量生産を実現する「9つの有望プロジェクト」

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ファイザー(Pfizer)、モデルナ(Moderna)など新型コロナワクチンの接種が世界中で始まっているが、必要量にはまだ全然足りない。次に世界の人々を救う名乗りをあげるのはどの企業なのか。

REUTERS/Russell Cheyne/Pool

  • アメリカではこれまでに2種類の新型コロナワクチンが緊急使用の許可を受けた。
  • それ以外にもアメリカ国外で使用を許可されたワクチンがいくつかある。
  • パンデミックを収束させるため、世界は複数の安全で効果のあるワクチンを必要としている。
  • 米ファイザー、モデルナ、英アストラゼネカを含むフロントランナーたちを紹介する。

世界中で200種類以上の新型コロナワクチンの開発が進められている。しかし、治験の最終ステージまでたどり着き、本格展開に結びつけられるのは、そのごく一部にすぎない。

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世界のワクチン開発状況。緊急使用(右から2番目の軸)はアメリカでの許可を意味する。本記事で紹介する9件以外に、カナダのメディカゴ(Medicago)とフランスのサノフィ(Sanofi)の進捗も記載。

出所:各種資料からBusiness Insider US編集部が作成

最初にアメリカ食品医薬品局(FDA)から承認を受けたのはファイザーとモデルナで、いずれも12月には緊急使用が許可された。

だが、収束までの道のりはまだ長い。世界のすべての人たちを新型コロナの脅威から守るには、さらに複数の開発プログラムを進め、十分な量のワクチンを確保する必要がある。

すでに承認済みのものから、臨床試験中の候補ワクチンまで、世界のトップを走る開発プロジェクト9件の最新状況を以下で紹介しよう。

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