トランプ大統領は公式の「別アカ」からも罵詈雑言をぶちまけようとしていたようだ。
Screenshot of Twitter @POTUS
トランプ大統領が、ツイッターの個人アカウント@realDonaldTrump が永久停止措置を受ける数時間前、大統領の公式アカウント@POTUS からも投稿を試みようとしていたことが明らかになった。
ツイッター社はただちにそれらの投稿を削除。その内容は同社に厳しく抗議するもので、ほかにも、野党・民主党について「極左」と表現し、ソーシャルメディアにプラットフォーム上のコンテンツを規制する権利を与えた「連邦通信品位法230条」を糾弾するなど、罵詈雑言をまくし立てた模様だ。
ツイッター社によれば、トランプ大統領の個人アカウントを「さらなる暴力を引き起こすおそれがある」として永久停止しただけでなく、米政府が運用する公式アカウント@POTUS と@WhiteHouse についても制限を課しているという。
現在のところ、両公式アカウントの停止は計画されていないが、CBSニュースによると「問題を解決するために本当に必要となれば」将来の停止もありえるという。
ツイッター社の一連の措置は、フェイスブックが「当社プラットフォームの利用継続を認めるリスクは高すぎる」として、同大統領のアカウント凍結を「無期限」に延長した措置(1月7日)に続いた形。フェイスブックは凍結期間について、少なくとも向こう2週間、バイデン次期大統領への交代が完了するまでとしている。
(翻訳・編集:川村力)