「ようこそ、ブレグジットへ」と言って、オランダの国境警備員はサンドイッチを没収した

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Getty

  • オランダの国境警備員がイギリスからやってきたドライバーが所持していたサンドイッチなどを没収する様子が撮影された。
  • イギリスは2020年末にEU(欧州連合)の貿易・関税ルールから離脱し、国内外で新たな国境検査が行われることになった。
  • 「ブレグジットへようこそ。申し訳ない」とある国境警備員は運転手に声をかけた。
  • イギリスのスーパーマーケットでは、新たな貿易ルールのためにすでに一部の商品が不足している。

2020年12月31日にブレグジット(イギリスの欧州連合離脱)のプロセスが完了したことを受けて、肉類などの個人輸入が禁止になり、オランダでは国境警備員が同国に到着したイギリス人ドライバーからハムサンドイッチを没収する様子が撮影された。

オランダのテレビ局NPO1が、国際フェリーターミナルのあるフク・ファン・ホラントで撮影した映像では、国境警備員がイギリス人ドライバーに、ブレグジット以降は肉や乳製品を持ち込めなくなったと伝えている。

ブレグジットのために国境で混乱が生じることはないという人がいたら、このオランダのテレビ映像を見せるといい。ドライバーが呼び止められ、ランチを没収されているから

映像では、反射ベストを着た国境警備員が、イギリス人運転手が持っていたアルミホイルに包まれたサンドイッチ数個を検査し、肉が入っているので没収すると伝えている。

困惑した運転手は、中身を抜き取ってパンだけ持っていってもいいかと尋ねたが、国境警備員は次のように答えた。

「いや、すべて没収しないといけないんだ。ブレグジットへようこそ。申し訳ないけれど」

この映像の別の場面では、国境警備員がドライバーに「ブレグジット以降、肉や果物、野菜、魚といった食品は、もうヨーロッパへ持ち込めなくなった」と伝えている。

2020年12月31日にイギリスがEUのルールに従わなくなってから、イギリスからの肉、牛乳といった畜産物の個人輸入を禁止する措置が施行されるようになった。これらの畜産物により豚インフルエンザや口蹄疫などの病気が持ち込まれる可能性があるためで、欧州委員会はルールが必要だと述べている

これらの措置により、イギリスの店舗では一部の生鮮食品が足りなくなり、他の輸入品の入荷にも遅れが生じている。

[原文:'Welcome to the Brexit': Dutch border guards confiscate sandwiches from British drivers

(翻訳:仲田文子、編集:Toshihiko Inoue)

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