隠されたタッチパネル、乗り物酔い対策、ホログラフィーなど…出願された特許をもとに、アップルカーの機能を予想してみた

The Apple logo at an event at the company's headquarters in Cupertino.

Stephen Lam/Reuters

  • 過去数年間で、アップルはいくつかの自動車関連の特許を出願している。
  • ロイターによれば、ヒュンダイとアップルは2021年までに自動車の「ベータ」版を製造する契約を結ぼうとしているという。
  • アップルが最近出願した車両に関する6つの特許を見てみよう。

ここ数年、アップル(Apple)が自動車関連の特許を出願するたびに、自動車製造を始めるらしいというが浮上する。

例えば、2017年には、ある特許が、アップルが自動運転車両を作ろうとしているという最初のヒントを与えた。また、ロイターによるとアップルとヒュンダイ(Hyundai)は、2021年までにアメリカで最初の「アップルカー」のベータ版を製造するという契約を結ぼうとしている。これはアップルが今後10年間に行う大きな挑戦の1つで、おそらく他のEVとの厳しい競争に直面することになるだろう。

ウォール街のアナリストは、アップルには強力なブランド力があることも、重要な利点の一つであるとしている。モルガン・スタンレーのアナリストによると、アップルがこの車のデザインを完全にコントロールできるかどうかはまだわからないという。アップルが最も成功したのは、コンセプトからデリバリーまで、製品のあらゆる側面をコントロールしているときだった。

「それは、コンポーネントを設計すること、そして、あらゆる部分を設計することを意味する...ソフトウェアやそれらの製品を取り巻くエコシステムは、消費者にとってどのように見え、彼らはどのように感じるだろうか」とモルガン・スタンレーのケイティ・ヒューバーティ(Katy Huberty)は顧客宛の報告書で述べている。

特許は最終的な機能がどのようになるかのヒントになり得るが、出願されたアイデアがすべて最終製品になるという保証はない。

以下は、自動車の機能に関連してアップルが最近特許出願した6つのアイデアだ。


フロントガラスへのホログラフィー投影

ホログラフィック・ヘッドアップ・ディスプレイ

「ホログラフィック・ヘッドアップ・ディスプレイ」の説明図。

Apple via US Patent and Trademark Office

US Patent 10,866,414 B2「ホログラフィック・ヘッドアップ・ディスプレイ・システム」によれば、アップルカーのフロントガラスには、ホログラフィーが表示される可能性がある。

その特許の中で、アップルの開発者は、ホログラフィーをフロントガラスやその他の窓に撮影し、それがドライバーと乗客に見せるシステムについて説明している。 画像には、「速度、方向、場所」などの車両に関する情報や、ラジオで再生されている曲名など、車内で起こっている事柄に関する情報が含まれる。


隠されたタッチコントロール

タッチコントロール

「非表示ユーザーインターフェイス」の説明図。

Apple via US Patent and Trademark Office

US Patent 10,656,777 B1「非表示ユーザーインターフェース」によれば、アップルカーのタッチスクリーンまたは他の制御装置は、座席、ドア、および他の部分の表面に隠されている可能性がある。

その特許では、乗客が車内の表面をタップ、タッチ、あるいはピンチして制御装置を表示する方法を説明している。 入力デバイスは「表面の裏側に隠され」、触れると点灯して見えるようになる。


乗り物酔いの解決策

拡張仮想ディスプレイの説明図。

拡張仮想ディスプレイの説明図。

Apple via US Patent and Trademark Office

US Patent 10,825,255 B2「拡張仮想ディスプレイ」によると、乗り物酔いに苦しむ人々のために、アップルはその解決に取り組んでいる可能性がある。

この特許には乗客が乗り物酔いにならないような安定した画像を投影するVRシステムが含まれていた。それによると「このVRシステムは、乗客が乗り物酔いを経験することなく、乗り物に乗っている間に作業を行うことで、生産性を向上することができる」という。


「インテリジェントな」ウインドウ着色システム

ウインドウ着色システム

「動的なプライバシー保護・ウインドウ着色システム」の説明図。

Apple via US Patent and Trademark Office

US Patent 10,843,535 B1「ダイナミックなプライバシーとウインドウ着色システム」によると、アップルの開発者は、プライバシーガラスとウインドウ着色のコントロールに取り組んでいる可能性がある。その特許はウインドウを「インテリジェントに着色」する方法を説明している。


ドライバーへの新たな警告方法

状況認識を強化するための無線システム

「状況認識を強化するための無線車両システム」の説明図。

Apple via US Patent and Trademark Office

US Patent 10,878,699 B2「状況認識を強化するための無線車両システム」によると、アップルの車両はドライバーに警告を送る新しい方法を搭載する可能性がある。

特許によると、「車両の運転者にアラートを発し、近くの車両の位置や近くの交通に関するその他の情報に基づいて、他の適切な措置を講じることができる」。この特許のイラストには「救急車の通過停止」や「追い越し車両注意」など、ドライバーに送信される可能性のある警告の内容が含まれていた。


新しい車内環境コントロールシステム

「環境コントロール」の説明図。

「温度環境コントロール」の説明図。

Apple via US Patent and Trademark Office

US Patent 10,875,380 B2「温度環境コントロール」によると、アップルカーには新しい温度調節システムが搭載される可能性がある。

特許では、さまざまな状況下で「最適な車内の温度環境」を設定する方法を詳述している。それは「ウインドウやサンルーフなどを含むさまざまな部品を制御して行う」もので、「すべての乗員の体感温度」に基づいて最適な環境が決定されるという。

[原文:Apple car: from concealed touch controls to holographic images: here are six possible features, based on recent patents

(翻訳、編集:Toshihiko Inoue)

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