米誌ニューヨーカー、編集部門の労組が「給与格差」レポート公表。有色人種の女性は「特に不利益」

ニューヨーカー 雑誌

アメリカの老舗雑誌ニューヨーカー(The New Yorker)の従業員組合が、社内の年収格差是正に取り組んでいる。

Robert Alexander/Getty Images

  • 米誌ニューヨーカーの従業員組合が、大きな給与格差の存在を明らかにする社内調査の結果を発表した。
  • 調査結果は、全社的に不当な低賃金労働がまかり通り、とりわけ有色人種の女性が給与上冷遇されていると結論している。
  • また、20年勤続のプルーフリーダー(校閲担当)の年収が5万7000ドル(約600万円)など、一部の社員が「ロイヤルティ・ペナルティ」をこうむっていることも指摘されている。

サリンジャーやカポーティら世界を代表する作家を生み出してきたアメリカの老舗雑誌『ニューヨーカー』の編集部門の従業員組合は1月19日(現地時間)、社内に大きな給与格差が存在することを明らかにする調査結果を公表した。

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