決算好調、契約者2億人超のネットフリックスCEO「ファミリー向けアニメでディズニーを超える」

ディズニー&ピクサー映画『ソウルフル・ワールド』が2020年12月に配信された。

『ソウルフル・ワールド』は2020年12月からDisney+で配信が始まった。

Disney/Pixar

  • ネットフリックスのリード・ヘイスティングスCEOは、Disney+のパンデミックに対処しながら新しいコンテンツをリリースする能力は「本当にすばらしい」と語った。
  • ヘイスティングスは、ネットフリックスが『ソウルフル・ワールド』のようなディズニーのファミリー向けアニメコンテンツに追いつくことを望んでいるという。
  • さらに、ネットフリックスは新たな配信手段を模索しながら、2億人の加入者に対するサービスを拡大する計画だと述べた。

ネットフリックス(Netflix)の最高経営責任者(CEO)リード・ヘイスティングス(Reed Hastings)は、競合するディズニーの配信サービスについて肯定的な見解を示し、ネットフリックスも斬新でより多様性のあるコンテンツを通してサービスの継続的な向上を図ろうとしていると述べた。

1月19日、ネットフリックスの2020年第4四半期の決算が好調だったことが発表された後に行われた電話会見で、ヘイスティングスは「ディズニーが成し遂げたことに、大変感銘を受けた」と述べた。

「既存の大手企業が新興勢力に立ち向かうために方針を転換するというのは、驚異的なことだ。これは、会員がすばらしいストーリーに飢えており、より多くのコンテンツを視聴するためなら喜んでお金を払うということを示している。そしてディズニーにはすばらしいストーリーがある」

ヘイスティングスはDisney+を指して「既存の大手企業」と言っているが、多くの投資家やアナリストは、デジタル時代にルーツを持ち、とりわけストリーミングに関わっているという点で、今ではネットフリックスこそが真の「大手企業」だと考えている。

「ディズニーとネットフリックスが作品の一つ一つで競い合えば、世界にとってすばらしいことになるだろう」とヘイスティングスは述べた。

「そしてネットフリックスでは、家族向けのアニメでディズニーに追いつこうという気持ちが盛り上がってきたところだ。いずれ彼らを追い越すかもしれない。どうなるのかはそのうち分かるだろう」

同社によると、2020年第4四半期に有料会員が600万人増加すると予測していたが、実際には851万人増加し、総数は2億人を突破した。一方、Disney+の会員数は、2020年12月2日時点で8680万人に達している。

ヘイスティングスは、家族向けアニメでディズニーに追いつこうとする一方で、『ブリジャートン家』のような「刺激的な」エンターテイメント作品では、今後もリードを守っていくつもりだと述べている。『ブリジャートン家』は2020年のクリスマスに配信を開始してから、28日間で6300万世帯が視聴し、ネットフリックスのオリジナル・シリーズとしては、これまでで5番目に多い視聴数を記録した。

パンデミックの影響で配信サービスの需要が高まる中、ネットフリックスは配信環境を改善し、より多くの会員にサービスを提供する計画だ。一方、Disney+は、2024年までに会員数を2億6000万人まで増やすことを計画しており、今後数年間にわたって、スター・ウォーズ、マーベル、ピクサーの映画を数多く配信する予定だ。

[原文:Netflix's CEO says it has to catch up with Disney+ on animated family hits like 'Soul'

(翻訳:仲田文子、編集:Toshihiko Inoue)

  • Twitter
  • Facebook
  • LINE
  • LinkedIn
  • クリップボードにコピー
  • ×
  • …

Popular

あわせて読みたい

BUSINESS INSIDER JAPAN PRESS RELEASE - 取材の依頼などはこちらから送付して下さい

広告のお問い合わせ・媒体資料のお申し込み